1か月前の18時46分

私の大事なタツがお空に行きました


はじめてのタツの月命日


タツが元気な時からずっと思ってた事

タツが居なくなったら、わたし、どうなっちゃうんだろう、と

それはじゅじゅがお空に行ってから、なおのこと強く思うようになりました

タツは15年と2ヶ月、私もずっと一緒にいてくれた大事な大事な存在だったから


それを察してか

タツは色々と考えてくれてました

 

 


あの日、

タツの最後の日、

あの日のタツの最後に、タツの凄さを見ました

 

10月20日、朝方から様子がおかしくなり、

救急病院も朝5時以降は受け付けてくれず、

病院が時間よりも早い時間にタツを何とか病院に連れて行き、

午前中いっぱいタツに連れ添い、

一旦自宅に帰り、また夕方、タツを迎えに行きました

すると

具合が悪化している状況を告げられました

この状態ではあるが、

救急病院と違うから夜間は無人になる

そんなところにタツを置いておけないから、

絶対私はタツを連れて帰る、と伝えていました

連れて帰るにあたり考えてた事は2点

 

①タツをどうやって安全にお家に連れて帰れることができるか→ 酸素供給の問題

②第二のお家に預けている海君をいつ迎えに行くか、いつタツを連れて帰るか

 

で、結局

②のお迎えを今すぐやって、

すぐにタツをまたお迎えにくるから、それまで①に必要な準備を病院側にしておいてもらう、

という段取りを依頼し、一旦その場を離れました

 

②の海君を迎えに行き、家に帰り、一旦海君をお家に置いて、

すぐさま病院へ戻ること1時間ちょっと

病院の駐車場は病院から100mほど離れているのですが、

今の病院の受付はコロナ対応で、直接病院に入って受付をするのではなく、

まず外から病院に電話して今外につきました、ということを伝え、

順番が来たら病院から電話が着て、初めて病院内に入る、という流れになってます。

なので、

車を駐車場に停めてすぐ電話、

いつもだったら、車の中で電話が鳴るのを待っているのだけど、

あの時は何となくすぐに病院へ向かいました。

で、

病院の前に到着したとたん、電話が鳴り

タツが心停止したので急いで病院へ、と

もう病院の前だったから1秒で病院の中に入り、

奥の部屋ですでに心臓マッサージされているタツの横に行き、

かーちゃん来たよ、

たーちゃん、頑張れ、

と声をかけていたんだけど

すぐに心電図が無音になったので、

電気ショックするかどうか聞かれたけど、

タツの心臓はそんなものに耐えられるものではないだろう、と思い

もう十分です、

と私の判断で断りました

 

この一連の流れから推測するに、

タツはね、私到着を待っていた

でも、自分の最後の瞬間を私に見せると私が耐えられない、

だから最後の最後まで待って、私の足音が聞こえてもう大丈夫だ、と思い、

最後の苦しい姿を私に見せずにタツは逝ったんだ、

と理解しました

何を都合よく解釈してるんだか、と思われるかもしれませんが

わたしは確実にそうだと思ってます

 

昔、結婚してた時、

寝ていたタツが急に起きて、

玄関に行ったと思ったら少しして私が帰ってきた、と

本当に遠くから帰るのわかってるんだな、

と元旦那が言ってたことがあるんです

だから私が到着した事、絶対わかってのタイミングだと確信してます

 


そして、わたしが心のどこかで、

じゅじゅの最後の瞬間を目の当たりにして送り出すあの恐怖を

タツでまた来るのか、と内心怖がっていた事を、

きっとタツは見抜いていたんだと思ってます

でも、

先生に、タツは最後に声上げましたか?と聞くと

声は上げなかった、と言ってました

じゅじゅは最後の瞬間に吠えたんだよね 

その声は今でもはっきり覚えてる

きちんと自分の耳で腕の中で聞いてやることができて、結果良かったと思ってます

でも、

タツが声上げると、それを聞けなかった私が後悔の念に駆られるだろうと思って

きっと声も出さずにタツは逝ったんだ、と思ってます

それも飼い主の都合の良い思い込みかも 

でも、良いの

私はそうだと確信しているから

 

タツは凄い

凄い子だ

本当に誇らしい

 



若き日のタツ


 

そして、すぐにあんずちゃんが具合悪くして、

2ワンのお世話は大変だろう、

次はあんずの番だ、

だからタツは駆け足でお空に行ったんか、と思ってたんだけど、

 

 

でも、それは違う、とすぐにわかりました

 

 

 

なぜならば、

わたしが直後に

乳がんと宣告されたから

 

 

 

10月25日、

前の晩にあんずを夜間救急へ連れて行き、

朝一でお迎え、そのままいつもの病院へ預け、

私はその足で会社の健康診断を受けに行きました

 

タツが逝った時、

きっとタツがちゃんと健康診断行って来いよ、と言ってんだな、と思い、

何かあるのかな?とチラッと思ったこともあり、

あんずが良い状態ではないから迷ったけれど行ったんだよね

 

その健康診断で行ったマンモで乳がんの疑いを指摘され、

その週の10月29日に以前から別の科で通ってた大学病院の乳腺外来の紹介状をもらっていき、

その日のうちにエコーからの針生検まで行い、

2週間後の11月12日、検査結果を聞いて来ました

 

でもね、健康診断でわざわざ2度目の問診に呼ばれて、手術ができる病院に行け、とクリニックの医師に言われたときに私は思ったんだよね

あぁ、、タツはあんずの事で逝ったんではなく、

私の治療に専念せよ、という事で逝ったんだなぁ、と

だから針生検の結果出る前から、自分は乳がんなんだろうなぁ、と思ってました

 

タツの火葬をした翌日にあんずを夜間救急に連れて行くことになり、

その翌日に乳がんの疑いを指摘された、というかなりヘビーな数日を過ごし、

人生って突然一度に色々押し寄せてくる時ってあるんだなぁ、と実感しました


タツは私のことを想って死んだのか、、、と思うと申し訳ない思いが溢れました

が、

一方、、よく見聞きする

なんでこの私がガンに?的な考えは一切なかったです

二人に一人だか三人に一人だかがガンになる時代

私がガンになってもまったく不思議ではない、とはむかーしむかしから思っていたから

なので昔からがん保険やら入院保険やらにはかなり加入してました


とは言え、

結果が出るまでの2週間、

まぁ、いろいろと調べるよね、もちろん

気になるもんね

乳がんに関して、お恥ずかしいほどまったく無知だったので、いろんなページ見漁って

で、乳がんにもいろいろとタイプ(顔つき)があって、治療法もそれらによって大きく変わってくるって事を知りました

なので、それ知らぬのにあれこれ悩んでも仕方ないな、と2週間過ごしてました

呑気な人です

それにあの間は

あんずの日々のお世話や心配が先んじてたので、

そちらに完全に邁進してたっつーこともあります

ただ、手術入院の間、海君、どこに預けようかなぁ、とも考え始めても居ました



で、検査結果聞きに行ったら、乳がんを宣告されたわけですが、

心の準備、と言うか先に書いた理由できっとそうなんだろうな、と思ってたので、

あぁ、そうですか。

で?

タイプは?とそちらの方を知りたい、

と前のめりに聞くと、

あ、色々と調べてきましたか、

と言う事で色々教えてくれました。


まず私は

ルミナール Aというタイプだと言う事

医者と話しながら、心の中ではタツと話しながら、

あぁ…タツが教えてくれたから

多分、、、乳がんの中ではおそらく顔つきが悪く無いと言われるタイプみたいだよ、ありがとう


ただ、

今の時点ではCTだけが終わって、MRIはこれから

検査結果聞くのも12月入ってからなので

リンパ節やほかへの転移などの有無はまだ分かってない状態

MRIもまだなので

実際の手術の範囲も摘出の範囲も未確定の状態なのです

 

あと、もう告知された時に医者に伝えているんですが、

セカンドオピニオンをしたいな、と思ってます

理由としては

今の病院が信用できないとかではなく、

ただただ遠いんです

車で1時間前後かかるんです

手術後、放射線治療しに週5で15~30日通うことを考えると、

毎日往復2時間_| ̄|○

遠っ

それに

ホルモン剤治療も5~10年続くとも言われてて、

まぁ、こっちは薬取りに行くだけだから数か月に一度になるだろうけど

とにかく通うの大変だなぁ、と告知受ける前から思ってました


加えて、我が家から車で15分くらいのところに乳腺外科で有名な医者がいる病院があり、

わざわざ遠くの病院に通うメリットがほとんど無い

メリットと言えば、今まで通ってた他の科の記録があるくらい

その理由と共に、セカンドオピニオンとしてそっちにも行かせてほしい、と伝え、

通院が遠いのは大変であることを理解してくれました。 少なくとも口頭では 腹の中は知りません


病院名出すと、

あぁ、○○先生ですね、とすぐ出てきて、良いと思う、と言ってました

ただ、勝手なお願いで恐縮ですが、まずはこちらの病院で現状把握を着々と進めさせてくれ、と

そして、

並行してそっちにもかかり、最終的どちらで手術するかを判断させてくれ、

気分害されたら申し訳ない、と伝えたところ

全然かまわん、ということでしたので、

お言葉に甘えて、

今、手術に向かうプロセスと同様のプロセスを進めている状況です


なので、今は現状把握に努めるステージです

 

最短では12月20日から入院、翌21日手術を提案されたのですが、

12月20日は海君のお誕生日だ…

ヤダヤダ

犬の命はいつどうなるかわからない(人間もだけど)んだから、誕生日は一緒に過ごすんだ

なので

もしそこの病院で手術するとしたら1月でお願いしてきました。


が、今の時点ではこの病院で手術する確率は低いと思ってます

兎にも角にも遠いんだものーーー




しかし…

人生って色々あるもんですね

ってよく耳にする話ですが、

短期間に濃すぎです




それにしましても

私、

ほんとに乳がんの疑いから検査結果出るまで、

そして告知されて以降本日に至るまで、

全く毎日よく眠れてるんです

食事、喉通りまくりです

食欲がなくなる、ってこと

タツが亡くなった時ですらありませんでした

私、何個かネジ外れてるみたい


恐怖、って今の時点で一切無いんです

至って今まで通り、心のざわつきなく過ごしてます

胸に関しても

今後の再発や転移を考慮して

全摘一択かな、と考えてますが、決めるのは検査結果出てからで良いか

胸に対してこだわりは無いんです。

だってアンジェリーナジョリーもそうしたし←は?

リスク残すより、取ってしまって再建したいと考えてます

でも、

唯一全摘と同時に再建手術する事で心配なのは、

入院期間が長くなる事

全摘してそのまま再建手術した方が仕上がりが綺麗だ、と言われたのですが(医者の見解によって違うのかもだけど)、

そうすると入院期間が2週間になるそうなんです

ショボーン

部分摘出や全摘でも同時再建手術しなかったら入院は1週間弱だと

月曜日チェックインして早い時は金曜日にチェックアウトだ、と

それが長くなる、ということは、

つまりは

海君のホテル暮らしが長くなる、ということ

この繊細な子が2週間もホテル暮らし、耐えられるんだろうか、

それだけが今抱えている悩み


いつも行く第二のお家は良いのだけど、

夜は無人になるから21時頃から翌朝9時前までずっと狭いお部屋に突っ込まれてるの

それって寂しく無い?

かと言って私の母親のとこで預けてもお散歩とか心配だし、

ひっくり返って怪我したり、

リード離しちゃって逃げ出したらなんかしたら、それこそ…ガーン

だから

無人にならないホテルでも、と思ったけど、

それもそれで今まで行ったことないとこに行ってストレスになるかな、とか。

それならお試しで預けてみたりしてみようかな、とか

今探しながら考えてます


あんずは私のかーちゃんのとこでわがまま女王様やっててくれれば良いけどもさ

ホント、海君には申し訳ない思い、それ一点


とは言え、手術の範囲とかはまだ検査結果分からないので、

諸々、今考えても仕方ないから思考停止



そんな訳で、タツに教えてもらった私自身のこの病気を

私はしっかりと治して海君とあんずと生きて行くのが

2022年の目標です


みなさんもちゃんと健診、行ってくださいねぇ


重たい話でごめんなさいね

何よりも今日はタツのはじめての月命日

一瞬でいいから、タツのこと思い出してもらえると嬉しいな



やっぱり可愛い💕

タチュクッキーだよ照れ



タチュ、大好きよ