今回は初回ということで、道外から移住を計画されている方向けの、札幌と住環境についてです。
札幌は北海道の道都で、人口は190万人を超え、全国5番目とされています。
住環境で道外との違いとしましては
「冬季には気温が氷点下になり、雪が積もる」
という点に集約されるかと思います。
他には
「台風が来る頻度が低く、来ても勢力は弱くなっている」
「梅雨が無い」
といった点が挙げられます。
これらの特徴は建物の外観も変えます。
一軒家なんかですと、屋根には瓦はありません。
風の影響よりも、雪の影響のほうが大きい為です。
集合住宅とも共通する特徴としては、雨戸や雨樋なんかも例外的なものになっています。
雨樋は雪が落ちるときに壊れてしまいますし、雨戸が無くても強力な台風に襲われることが少ない為、困ることはありません。
この関係で自家用車を持ってくる方は2つ注意があります。
(東北などから来られる方なら問題ないと思います)
一つは寒冷地仕様の車で無いと、冬にバッテリーがあがってしまう事があります。
もう一点は駐車場です。
雪が積もる為、定期的に除雪しないと車が埋もれてしまいます。
通勤で毎日使われる場合でも、「昨晩の大雪」で一晩で「駐車場から出られなくなる」事も珍しくありません。
そんな環境もあってか、物件情報にはロードヒーティングについて言及しているケースがあります。
参考までに、アパオという不動産屋のサイトでは以下のような物件情報が掲載されている物件がありました。
ここで「ロードH」とあるのが、ロードヒーティングです。
ロードヒーティングとは雪を溶かすシステムで、これがあると除雪が大幅に減ります。
車の上の雪を下ろすだけですから。
(それでも5分以上はかかると覚悟したほうが良いでしょう。忙しい朝に5分のロスは痛いですね。でも、ロードヒーティングが無いと10分20分とかかる事もあります。)
さらに車庫があれば、全く除雪しなくても良くなります。
部屋の中に目を転じると、暖房は強力なものが用意されています。
北海道では部屋全体を温めるためです。
このため、冬季の暖房費は道外より結構大きくなっているものと思います。
(多くの物件で暖房が標準装備となっていますので、「道外流」に小さなストーブとコタツで済ませるという訳にはいきません。)

それと、見落としがちなのが「エアコン」です。
冬の話ばかりして来ましたが、夏にも違いがあるのです。
札幌の賃貸物件では、エアコンは標準装備ではありません。
「北海道なんだからエアコン無くても涼しいだろう」
と思ったら大間違い。
窓に取り付けるタイプのエアコンなどを自分で用意する必要が多いので、エアコン依存で暑さに弱い方はご注意を。
