お父さんを大嫌いだった幼少期
いつも機嫌が悪く理不尽に怒られて
叩かれては
家を追い出されていた。
物心つかないうちから

そんな家が嫌で学生時代は
バイトや友だちの家へ行き
家には着替えとお風呂に帰るだけになった

学校卒業と同時に一人暮らしを始め
ずっと家には帰らなかった。

久しぶりに家に帰ったのは
1回目の結婚の挨拶の時。

幼少期の時のすぐキレる父ではなく
穏やかな印象だった。
母には昔のように
怒鳴り散らしていたけど...

昔から外面は笑顔で優しい父。
私が家をでたから他人へ向けるような
穏やかさがでていたんだろうな。

そして
祖母のガン発覚で入院をきっかけに
私は父と少しづつ関わるようになる。



つづく