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保護者の皆さま、
「女子大学」と聞くとどのようなイメージがありますか
本日、2025.2.18の読売新聞12面(教育・投書)で、女子大学が苦戦している記事が出ていました。
共学を志望する人が増え、「女子枠」を設ける大学も出てきたからだそうです。
これは、理系に見られますね。
女子大も理系の学部を新設したり、共学にしたりしている大学もあり、
奮闘しているそうです。
少子化の影響で、とにかく大学は志願者がほしいわけですから、
女子大、共学に関わらず、あの手この手で志願者獲得を狙っています。
女子だけというのは、「数」だけを考えると、不利です。
女子大の新学部が、
「理系」や「環境系」なのも、時代に即した学部設置だと思います。
ブログにも何度か記載しましたが、
女子学生の元気のよさ、利発性、積極性、周りとの協調性、発信力など、
良い点は、たくさんあります。
大学生もクラブやゼミナールの「〇〇部長」、「〇〇委員長」などを引き受けるのは、女子学生が増えました。
まったく、不安な要素はありません。
女子大学は、「建学の精神」もしっかり掲げているところが多く、
大学としての意義も、教職員に浸透していると思います。
また、学生にも伝わりやすいですね。
共学の大学は、自分の大学の「建学の精神」など、
知らない学生もいるのではないでしょうか。
そして女子大の「建学の精神」は、社会のニーズを踏まえて、
どのような人材を作るべきかを熟慮し、「教育」に浸透しています。
共学の大学や女子大を問わず、
「建学の精神」や、「学部の特色」などを読み比べると、
同じ学部でも大学によって違うことがわかるのではないでしょうか。
共学の大学も女子大学も、
それぞれの特色を持って真剣に学んでいれば、得るものは多いと思います。
対応していないのは、社会に出てからではないでしょうか。
周りの人や企業組織における「女性の役割」の考え方。
女性の働き方の変化の対応。
「女性」というだけで、一括りにする社会。
地方の就職先の少なさ。
一生懸命勉強しても、「こんなはずじゃなかった」にならないために、
先に変わるのは、大学よりも社会の気がします。