大学に勤務していたとき、
就職活動中のたくさんの学生に、面接のアドバイスを行いました。
大きく聞かれる内容の中心は、2つと言っていました。
①あなたは、どんな人?
②なぜ、この会社を選んだのか。
就職活動では、多くの質問をされる場合もありますし、
細かく聞かれる場合もあります。
すべての質問に完璧に答えを用意していくことも必要かもしれませんが、
果たして、面接官は用意された答えを聞きたいのでしょうか。
特に、①あなたはどんな人?を聞いているときは、
聞いている人事の人も知りたいから聞いています。
コミュニケーションしたがっている瞬間だと考えたほうが良いと思います。
よって、答えている学生の方も、
「仲良くなりたい」気持ちがないと上手くいかないと思いますが、
緊張もあって、用意した言葉ばかりを上手く言おうとしてしまいます。
「笑顔」や「あいづち」なども大事ですよね。
また、大学受験でも、面接がある入試があります。
総合型選抜や、指定校、学校長公募などの推薦入試です。
※大学によって異なりますので、志望の大学の入試要項で確認を。
面接の対策を、かなり行っている方もいると思います。
私は、面接を受ける受験生に言いたいことは、
①カリキュラムをしっかり見て、「アドミッションポリシー」「ディプロマポリシー」「カリキュラムポリシー」を理解したか。
②選んだ大学で4年間学ぶことが、将来の自分のための成長へとつながり、社会で活躍する人材となれそうか。
③「〇〇の勉強がしたい」と言えるか。
これを、面接会場で、自分の言葉で言えれば、
「本気でうちの大学に入って勉強したいのだな」と面接官は思います。
テクニックありきではない。
素の言葉が、聞きたいのです。