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今日も暑い一日ですが、体にムリをせず、お過ごし下さい。
2024.9.5に放映されたテレビ東京の「カンブリア宮殿」を観ました。
「三越伊勢丹のウラ側を公開」というでした。
保護者の皆さま、
デパートは良く利用されますか?
「昔はよく行ったけれど、最近はあまり行かない」という方も多くいるのではないですか?
親世代の皆さんにとって、
デパートでの買い物は、とても楽しくワクワクとしたものだったのではないでしょうか。
「ちょっと高いけれど、買っちゃえ」など、購買意欲を書きたてられた商品も多かったのではないですか?
そんなデパートですが、ご承知の通り、
だんだんとお客様が減り、店舗も減りましたね。
インターネットで次の日に届く商品は便利だし、
ファストファッションは、価格が魅力的で、何着も欲しくなります。
就職先についても、
親世代の百貨店人気は、影を潜め、
今どきの学生は、ホームセンターのほうが、身近に感じるようです。
しかし、三越伊勢丹は、
2021年のマイナスから、見事2024年の今年、過去最高益を出しました。
「エムアイカード」というカード戦略を行い、データの収集と分析で、
顧客に合った情報の提供や紹介をする。
そして、購買を増やす。
年間300万円以上の購入額のお客様に対して、「ラウンジ」という隠れ個室を提供し、サービスを行う。
個々の店舗に対して、百貨店がデータをもとに顧客の分析を行い、館全体で勝つ。
百貨店ビジネスを徹底的に科学し、勝てる館をつくりあげる。
それが細谷社長の意向でした。
スタートは「マス」だが、一度でも百貨店に入ってもらったら、「個」にする。
人の力とデジタルの力を使って、そのお客様は何が必要がを考えて、
新しい提案をし続ける。
これだけトップが考えを発信できれば、
デパートの活気は、戻ってくるのではないでしようか。
大学も、
「マス」ではなく「個」を意識する必要が常にあると思います。
大学は、「個」を満足させている自信があるのでしょうか
。
「個」を満足させて、
初めて、その学生にとって、
大学の価値は生まれるのではないでしょうか。