このブログの内容は、直接学生に伝えるべき内容も含まれています。
なぜ、保護者向けに書くのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
私は、すべての大学生が
「大学時代を、楽しく充実した4年間にしてほしい」
「成長し、社会で活躍してほしい」
「辞めないで、卒業してほしい」
と強く思っています。
私は、大学4年間という、人生を左右し、人間形成を行う上でも大切な時間を、
「いつ、何をするべきか」を自分で明確に計画でき、これからの人生を構築するための準備期間ととらえるべきであると初めから知っていたなら、大学で勉強する意義が大きく変わるのではないかと考えました。
そして、そのことを保護者の皆さまにも伝え、大学生活を理解し、後押ししつつ、一緒に参加してもらえませんかという気持ちです。
大学に行けば、どうにかなる時代は、終わりました。
大学生活を、どのように生かすかを、シビアに考え、実行する時代に変化しています。
大学は、希望に燃え、充実し、楽しい場所であってほしいと願います。
そして、勉強することがたくさんあり、知らないことを知り、経験を重ね、自分の成長を実感してほしい場所でもあります。
しかし、現実の大学生は、大学に意義を見出せず、アルバイトに明け暮れ、ギリギリの成績で何を勉強したかも言えず、卒業する場合もあります。
私は、大学生や保護者の皆さまに、大学で学ぶ意義や仕組みをもっと知ってもらいたいと考えています。
そして、通っている大学のアイデンティティやディプロマポリシーを浸透させるべき機会を作り、学生が現在学んでいることが、何を意味し、将来どんな意味を持つのか理解してもらうことが重要であると考えます。
この4年間は、自分の未来につながっている。
この考えが頭にあったら、4年間は輝き始めるのではないでしょうか。