奨学金を借りたい、借りることを前提に進学を考えている家庭は、多いと思います。
大学によっては、何かしらの機関から借りている人は、3/1くらいになるのではないでしょうか。
奨学金には、「給付型」と「貸与型」があるかと思います。詳しくは独立行政法人 日本学生支援機構などのホームページでご確認下さい。
ここでは「貸与型」の奨学金の話をしたいと思います。
家計の話をして、申し訳ありません。
ただ保護者の皆さまに、この件について何度もお話ししたことがありましたので、ここに記載致しました。
奨学金を、家庭で借りなくてもよいかどうか再検討し、いくら必要か試算した上で借りるべきか決めたほうがよいのではないかと思います。
奨学金は、4年間ではなく、途中で止めることも出来ます。
例えば、1年次と2年次だけ借りるなどです。
本当に借りないと大学生活が送れないなら、奨学金を借りるべきです。
しかし、無利子型の奨学金だからとか、生活が楽になるからという理由で借りることは、お勧めしません。
奨学金は、基本的には、返済するものです。
しかも、社会人になったばかりのお子様が返すことになります。
働いたばかりの基本給で、スーツや靴、バックなども必要な社会人1年生がどうやって返済額を捻出するのでしょう。
大学時代より貧困になる場合も、あります。
また、転職を5年年以内にする人が大変増えています。
5年以内に無職になるリスクがある人に、数百万もの借金があるという現実、そしてそれはあなたの家族だと考えたら、いかがでしょうか。
奨学金は、申し込みを辞めることもできます。検討、できませんか。
成績優秀者には、特待生制度がある大学もあります。
がんばってみてはいかがでしょうか。
お子様の未来に、多額の借金を背負わせないことが一番です。