雨が、ざんざん降りの中
腹立たしい思いで、飯舘村から南相馬市に向かっています
何故に此れだけ家が在って、生活臭バリバリなのに
藪の中の家に住まなくちゃいけないの・・・
家に帰れない人がいるの・・・
本当なら今の季節、稲刈りが済んで
稲藁の良い香りや
稲藁を漉き込んだ土の匂いのはずなのに
YouTubeで、今は削除されて見られないけど
震災直後、あるカメラマンが撮った映像が在って
道路の補修さえすれば、町として機能する場所一杯在ったのに・・・・・
南相馬市から、国道45号線を仙台市方面に北上する中
海岸線に向かえる道を探す
国道45号線は、ある程度の標高があるので
震災時の状況が判らないからです
でもね、見なければ良かったって場所も在りました
見る事によって、分かる事が多い
その事が、悲しい場合が多かったけど
東北行の最初に書いた記事の部分です
こんな記事更新したら・・・・・・
私達離れた場所に住んでると、六千人亡くなったの
一万数千人亡くなったのって、報道の数だけで比較していました
でも、私は一台の携帯電話から
この場所で、ある人が亡くなったのを実感しました
私、ぞくってしました
たった一台の携帯電話ですけど、その持ち主さんには
肉親や同僚、友人が居たのね
そんな悲しみや嘆きを持った人達が、私が走った距離だけでも
400kmぐらいの海岸線に存在する
そして、生き残った彼らは必死で前を向いている
そして、前を向くだけでは
どうにも成らない事も起こってる
私が話した人はガソリンスタンドの人、警察官だけだけど
彼らの話から、それは想像出来た
でも・・・・・・
今の状況何とかして欲しい
なんとかしなくちゃ、原発 そして千切れたままの防潮堤
大きな台風等、災害で二次被害が起こってしまう
風光明美な東北
自然一杯で、長閑な景色の広がる福島
元の姿に、早く戻らないものかな・・・・・・