コールドドラフトとは何か? | 酒井設計ブログ

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酒井利美
建築設計、確認申請、検査
民泊セカンドハウス

● コールドドラフトとは何か?

こんにちは、酒井です。

コールドドラフトは、ダウンドラフトとも言われることがありますが、聞いたことがあるでしょうか?

窓や壁で冷やされた冷たい空気が、下降して床面に流れるという現象です。

主に窓に多くのコールドドラフトがおこりやすいと言われています。

それは、窓のガラスが断熱性能が少し低いからということですね

窓ガラスの部分が断熱されているかどうかでコールドドラフトの発生を極力下げることができます。

断熱性能の良い窓ガラスと言えば、ペアガラスや二重サッシなどガラスで空気の層を作った製品です。

ガラスとガラスの間に空気の層を作ることで断熱性能を高めているんですね。

そして、もうひとつは壁からのコールドドラフトです。

窓ガラスが熱が逃げやすいところでしたが、壁も無視できないところです。

壁に水滴がついていたりなど結露していたりすることはないですか?

壁から冷気が来るということはないでしょうか?

壁のコールドドラフトは、壁の中身の断熱に関わって来ます。

壁の断熱性能の高ければ、壁からの冷気は来ませんね。

冷気が来ると言うことは、壁の近くは空気が動いているということですね。

冷たくなると空気は下降して、あたたかくなると空気は上昇します。

温度差が、空気を動かしています。

ちりやほこりも動いていて、温度差がなければ、ほこりが舞うことも少なくなります。

快適な空気環境は、いろいろとつながってるんですね。