エコキュート | 酒井設計ブログ

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酒井利美
建築設計、確認申請、検査
民泊セカンドハウス

● エコキュート

「エコキュート」は、かなり普及して来たのでご存知の方も多いことでしょう。

わが家をリフォームする前は灯油の石油給湯器を使用していました。

オール電化住宅において「給湯」について次の2つのことを考えなければなりません。

 電気温水器にするか?

 エコキュートにするか?

という選択があります。

この2つは同じ電気式の温水器ですがが全く異なります。

簡単にいうと、2つの違いは電気代が安くなるということ。

エコキュートの方が「ランニングコスト(維持費・電気代)」が安くなります。

ただし、ランニングコストが安くなる分、イニシャルコスト(導入費)が高くなります。

設計の段階で注意しなければならないのは電気温水器は1つの機器ですが、エコキュートは、貯塔タンクヒートポンプユニットという2つの機器があるということです。

そのためどの場所に設置するのかを、あらかじめきちんと計画しておかなければなりません。

ちなみにヒートポンプユニットというのはエアコンの室外機のようなものです。

役目としてはエアコンの全く逆のことをします。

エアコンは、空気中の熱を放出するので熱い空気が噴出して来ますが、ヒートポンプユニットでは、その逆で空気中の熱を吸収しているので冷たい空気が出ます。

室外機のまわりはクーラーみたいで涼しいです(^^;

あと気になるのが「湯切れ」の心配があるかもしれません。

湯切れを防ぐために追い炊き機能があるので安心です。

エコキュートにすべきかどうかについては、家づくりのグレードと設備機器の選択で快適性に大きく関わってくる部分です。

しっかりと選択したいものです。