前回より、家づくりのお金についてのお話をスタートしました。
お金の話というのは、なるべく人に知られたいものではなく、
家族の中でも目をそむけたくなる部分ですね。
しかし、
ここに目を背けることなく、真剣に向き合うことが大切でしたね。
実際にどれくらいのお金を家づくりにかけられるのかを
明確にすることで失敗のない家づくりに近づくことができます。
今回はその中でも、住宅ローンなどの
「借入による資金」
について考えていきたいと思います。
最初に、次の質問を考えてみてください。
あなたはいくら借りられるでしょうか?
なかなかぱっと答えられる人は多くはないと思います。
では、どういたしましょう?
どこかの銀行窓口に相談に行き、
いくら借入が可能か確認に行くといいでしょうか?
銀行はローン相談会などを開催しており、
住宅ローンの相談がしやすい状況を作っています。
そうすれば、借入可能額の目安を教えてもらえます。
しかし、その金額を
家づくりの予算にしてはいけません。
なぜなら、そこには大きな落とし穴が潜んでいるからです。
住宅ローンの借入可能額というのは、
最初に、ご年収から計算されます。
例えば、年収500万円の場合には
年収に対する「返済比率」が35%未満。
つまり、年間の返済額が175万円以内になるような金額まで
借入が可能という計算ができるのです。
では、どこに落とし穴が潜んでいるかご説明いたしますね。
先ほどの例で、年間返済額が175万円の場合、
月々の返済額は約14万5千円になります。
先ほどの年収500万円が、例えばボーナスが3か月分あるとしますと
月々の月収は約33万円となります。
そして、そこから「税金」であったり、「保険」など
様々な費用が引かれ、実際に入るのはもっと少なくなりますね。
そこで、先ほどの
月々14万5千円という支払いを考えるといかがですか?
月々の生活はかなり厳しいのではないでしょうか?
そうです。
いくら借りられるかという計算は、
源泉徴収をもとに計算され、実際の収入とは差がある。
ということです。
つまり、いくら借りられるかだけをもとに資金計画を立てると
実際には支払い続けることが困難な場合が多くなるのです。
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では、そのような事態にならないためにはどうすればよいでしょうか?
それは、
いくら借りられるか?
ではなく、
いくらなら返すことができるか?
と考え方を変えることが必要です。
毎月の生活に無理がない範囲で、
いくらまでを住宅ローンの支払いに充てることができるか?
例えば今の家賃と比べてみて、
どれくらいなら増えても大丈夫か?
など、
今の生活と比較して考えることで、現実に近いシミュレーションができます。
今回忘れないでいただきたいことは、
貸してもらえる金額と、借りてもいい金額は違う!!
ということです!
ぜひ忘れないでくださいね!!
また次回もお楽しみに!
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