おはようございます。茨城のひのきです。
今更ですが、内装の参考に有名建築家の伊礼智さんの本を買いました。
『伊礼智の住宅設計 「標準化」から生まれる豊かな住まい』
この本の何がすごいかって、巻末に伊礼さんの家一軒分の図面が丸々載ってるんです。
本のほぼ半分は伊礼さんの図面というとんでもない本です。
高レベルの家づくりマニア向けの本ですね。
本を読んでますます伊礼さんが好きになったので、どこかで実際に見れる伊礼さん設計の場所はないか調べると、伊礼さんの設計した規格住宅であるi-worksのモデルハウスがつくばにあるではないですか!
しかも、うちの工務店のモデルハウスのすぐそばに
なぜ今まで気づかなかったのか!
思い立ったら吉日で、たぶん伊礼さんのデザインが好きそうなひのき妻も連れてさっそく行ってきました。
外観だけ撮影許可貰ったので撮影。
内観は柴木材店のサイトで確認してみてください。
事前に本で伊礼さんの設計の特徴は勉強済み。
特に天井高さ2100~2200mmなのに閉塞感はほんとにないのか楽しみに見に行きました。
実際に行ってみてびっくり、まったく閉塞感はありませんでした!
なんというか吹抜けや窓、欄間の使い方がうまく、天井高に頼らず空間を広く見せる工夫してあると感じました。
内装も天然木が多く使われていますが、程よい木質感で多すぎず少なすぎず。
なんというか、
大好きです!
過去見たモデルハウスの中で一番しっくりくる内装。
冬なので庭の木が落葉していて残念でしたが、夏とかだと綺麗なんでしょうね
(ごめんね社長)
興奮が落ち着いた頃、ある異変に気づきました。
あれ?なんかひのき妻の目がキラキラしてる?
ひのき妻「ここ、いいね!私この家の感じ好きだよ!」
あ、あれ?思った以上にヒットしてる?
ひのき妻「ここ規格住宅なんでしょ?でも間取りもいいよね。庭もいい感じだし」
ひのき「そ、そうだね。庭も有名な造園家が作ってるみたいだよ。庭も一緒に規格化されてるっぽいね」
ひのき妻「そうなんだ。じゃぁ庭も提案してもらえるんだね。」
ひのき「そ、そうだね」
ひのき妻「いいなここ。私ここにしたかったかも!」
なぬ!?
もう社長のところで契約直前ですが!?
まぁ結局、もっと前に来ていたらわからなかったということで心変わりしたわけじゃなかったみたいですけど。
でも逆をいうと、もっと前に来ていたらわからなかったということで。たぶん、前に紹介した一度間取りが没になったあたりで来てたら危なかったかもしれません。
ひのき妻がここまで気に入ることは今までほぼなかったので、私も止められた自信がありません。
いやはや何とも危険な魅力を秘めた家でした。
やっぱりすごいな伊礼建築。。。
ひのきの家作りは耐震等級と高気密高断熱が優先なので、
i-worksの断熱は優秀ですが、個人的にはもう少し断熱が欲しい。
しかし、昨今は伊礼さんのデザインも高断熱化しているらしく、Ua値0.28の実例も。。。。
ごめん社長。もっとお金があったら伊礼智設計室に乗り換えたかもしれん。
まぁ、本体のみで坪単価100万円オーバーとかひのき家では無理ですけどね!