為替の円安推移を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄付きから半導体株が上昇しており、日経平均は寄付き後、75日移動平均線を突破。為替が一時1ドル145円台まで円安ドル高が加速したことから、輸出関連銘柄など大型株に資金が向かう展開となり、日経平均は1000円超の大幅高で高値引けとなった。
大引けの日経平均は前日比1055.37円高(+2.79%)の38925.63円となった。東証プライム市場の売買高は20億8531万株。売買代金は5兆2377億円。全業種が上昇するなか、その他製品、金属製品、電気機器、機械、ガラス・土石製品の上げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は96.0%、対して値下がり銘柄は3.4%となっている。