19日の日経平均株価は前日比263.16円（0.66％）高の4万3.60円と続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1250、値下がりは365、変わらずは40と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を55.95円押し上げ。次いでトヨタ <7203>が17.98円、レーザーテク <6920>が17.32円、住友不 <8830>が13.39円、ＫＤＤＩ <9433>が13.39円と続いた。
マイナス寄与度は51.95円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、アドテスト <6857>が20.51円、テルモ <4543>が20.25円、中外薬 <4519>が8.49円、第一三共 <4568>が4.8円と並んだ。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は海運、医薬品、銀行の3業種にとどまった。値上がり率1位は不動産で、以下、鉱業、輸送用機器、ゴム製品、その他金融、石油・石炭と続いた。
19日大引け ストップ高： 12銘柄 ストップ安： 3銘柄 （気配、一時を含む）
前日にストップ高を演じたコレック <6578> が大引けでストップ高配分となり、80200株の買い注文を残した。また、「第一三共とのAI創薬で成果」と報じられたエクサウィザーズ <4259> はストップ高で引けた。
一方、「24年3月期の純損益予想を下方修正、関連会社解散で赤字転落」と報じられたマイクロ波化学 <9227> が大引けでストップ安配分となり、66900株の売り注文を残した。また、「外傷性脳損傷対象の再生細胞薬、『25日部会で承認可否審議せず』と報道」と報じられたサンバイオ <4592> や、アジアクエスト <4261> はストップ安で引けた。
●ストップ高の銘柄一覧
銘柄名 現況 ニュース／主な株式テーマ
シーズメン <3083> [東証Ｓ] 一時
テクノマセマ <3787> [東証Ｓ]
アルファクス <3814> [東証Ｇ]
エクサＷｉｚ <4259> [東証Ｇ] 第一三共とのAI創薬で成果
西菱電機 <4341> [東証Ｓ] 今期最終を2倍上方修正、未定だった配当は30円増配
ＶＮＸ <4422> [東証Ｇ] 前日もストップ高。人工知能関連
テクノロジー <5248> [東証Ｇ] 一時 25年1月期の営業利益予想85.4％増、前期利益は5倍で着地
アーキテクツ <6085> [東証Ｇ]
コレック <6578> [東証Ｓ] 配分 前日まで2日連続ストップ高
取引時間内に商い成立せず、8万0200株の買い注文を残す
プロレド <7034> [東証Ｐ] 人工知能関連
ＥＭネットＪ <7036> [東証Ｇ] 生成ＡＩ活用のインハウス支援サービスを開始
かんなん丸 <7585> [東証Ｓ]
以上、12銘柄
●ストップ安の銘柄一覧
銘柄名 現況 ニュース／主な株式テーマ
アジアＱ <4261> [東証Ｇ] 人工知能関連
サンバイオ <4592> [東証Ｇ] 外傷性脳損傷対象の再生細胞薬、『25日部会で承認可否審議せず』と報道
マイクロ波 <9227> [東証Ｇ] 配分 24年3月期の純損益予想を下方修正、関連会社解散で赤字転落
取引時間内に商い成立せず、6万6900株の売り注文を残す
以上、3銘柄
株探ニュース
