29日の日経平均株価は前週末比275.87円(0.77%)高の3万6026.94円と反発し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1344、値下がりは275、変わらずは37と、値上がり銘柄の割合は80%を超えた。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を22.98円押し上げ。次いで日東電 <6988>が19.48円、トヨタ <7203>が15.15円、ホンダ <7267>が12.19円、ソニーG <6758>が11.66円と続いた。
マイナス寄与度は14.82円の押し下げで信越化 <4063>がトップ。以下、レーザーテク <6920>が9.06円、日立建機 <6305>が4.9円、トレンド <4704>が3.23円、エムスリー <2413>が2.56円と並んだ。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は鉱業で、以下、石油・石炭、輸送用機器、鉄鋼、証券・商品、卸売と続いた。
29日大引け ストップ高: 12銘柄 ストップ安: 0銘柄 (気配、一時を含む)
前日にストップ高を演じたKLab <3656> が大引けでストップ高配分となり、718300株の買い注文を残した。また、「決算説明会の内容受け黒字化期待高まる」と報じられたQPS研究所 <5595> や、ELEMENTS <5246> はストップ高で引けた。
●ストップ高の銘柄一覧
銘柄名 現況 ニュース/主な株式テーマ
KLab <3656> [東証P] 配分 前日もストップ高
取引時間内に商い成立せず、71万8300株の買い注文を残す
ブレインズ <4075> [東証G] 一時 前日まで2日連続ストップ高。人工知能関連
サスメド <4263> [東証G] 『治療アプリのネット広告可能に』報道で思惑
環境管理 <4657> [東証S] 10-12月期収益急改善で上半期営業損益は黒字に転換
エレメンツ <5246> [東証G] 人工知能関連
エリッツHD <5533> [東証S] 2023年のIPO関連
QPS研究所 <5595> [東証G] 決算説明会の内容受け黒字化期待高まる
静甲 <6286> [東証S] 一時 産機事業の価格転嫁進展で今期は一転最終増益の見通し
アルー <7043> [東証G]
ダイワ通信 <7116> [東証S] 一時 情報セキュリティ関連
シンシア <7782> [東証S] 一時 業績予想の修正(上方修正)および配当予想の修正(増配)
植松商会 <9914> [東証S] 24年3月期業績予想と期末一括配当計画を上方修正
以上、12銘柄