21日の日経平均株価は前日比375.29円(-1.36%)安の2万7313.13円と反落し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は289、値下がりは1490、変わらずは58と、値下がり銘柄の割合は80%を超えた。
日経平均マイナス寄与度は33.39円の押し下げでダイキン <6367>がトップ。以下、東エレク <8035>が22.84円、KDDI <9433>が15.6円、第一三共 <4568>が15.6円、京セラ <6971>が15.04円と並んだ。
プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を3.87円押し上げ。次いで東京海上 <8766>が1.12円、ネクソン <3659>が1.12円、日製鋼 <5631>が0.88円、コナミG <9766>が0.70円と続いた。
業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は海運で、以下、保険、石油・石炭、鉄鋼が続いた。値下がり上位には輸送用機器、ガラス・土石、空運が並んだ。
21日大引け ストップ高: 6銘柄 ストップ安: 4銘柄 (気配、一時を含む)
「<みんかぶ・個人投資家の予想から>=『買い予想数上昇』1位にキャンバス」と報じられたキャンバス <4575> が大引けでストップ高配分となり、151700株の買い注文を残した。また、「10月13日を基準日として1株を3株に株式分割へ」と報じられたインバウンドテック <7031> や、「普通鋼・ステンレス鋼の一貫生産を行う中川産業を買収」と報じられたモリテック スチール <5986> はストップ高で引けた。
一方、「引き続き韓国子会社の公募価格6万ウォンを嫌気」と報じられたダブル・スコープ <6619> が大引けでストップ安配分となり、990400株の売り注文を残した。また、Gセキュリ <4417> はストップ安で引けた。そのほか、フジタコーポレーション <3370> は一時ストップ安まで売り込まれた。
●ストップ高の銘柄一覧
銘柄名 現況 ニュース/主な株式テーマ
スパバッグ <3945> [東証S] 一時
VNX <4422> [東証G] 人工知能関連
CANBAS <4575> [東証G] 配分 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=『買い予想数上昇』1位にキャンバス
取引時間内に商い成立せず、15万1700株の買い注文を残す
モリテック <5986> [東証S] 普通鋼・ステンレス鋼の一貫生産を行う中川産業を買収
インバウT <7031> [東証G] 10月13日を基準日として1株を3株に株式分割へ
ソレキア <9867> [東証S]
以上、6銘柄
●ストップ安の銘柄一覧
銘柄名 現況 ニュース/主な株式テーマ
フジタコーポ <3370> [東証S] 一時
パルマ <3461> [東証G] 一時 22年9月期の営業利益予想や期末配当予想の下方修正を引き続き嫌気
Gセキュリ <4417> [東証G] サイバーセキュリティ関連
WSCOPE <6619> [東証P] 配分 引き続き韓国子会社の公募価格6万ウォンを嫌気
取引時間内に商い成立せず、99万0400株の売り注文を残す
以上、4銘柄