ちょ~~~っと気になることがありまして・・・。
いやね、某中学校の診断テストの平均点を趣味で算出してるんですけどね。
出た数値にちょっとビックリしちゃって。
学校側は公表していないので、あくまで参考値ですよ?
今年の1年生の診断平均点、いくらだったと思います?
110点?
例年通りなら、それくらいなんですけどねぇ。
え、130点?
いやいや、そんな・・・。
もったいぶらずに、早く教えろって?
すんませんねぇ、性分なもんで。
93.5点です。(*1)
ね、ビックリでしょ?
平均点が100点を大きく割ってるんですよ?(250点満点)
3年前は、112.4点だったんですよ。
20点くらい平均点が下がってるんですよね。
ちなみに今年の2年生平均点は102.8点でして。(*2)
こっちも3年前は123.4点で20点くらい下がってるんですよねぇ。
で、これの意味するところが何なのか、ってのが問題なんですよ。
他の中学校でも同様に平均点が20点くらい下がってるんなら、「問題が難化している」で片付けられますし。
逆にこの中学校だけの事象なら・・・そういうことですし。
(※問題を一通り解きましたが、特別難しくはなってませんでした。良くも悪くも、いつもの診断テストでした。)
ま、こればっかりは他の校舎にも聞かなきゃなんで、聞いてから報告したいところですが。
場合によっては、来年・再来年の診断ボーダーラインが変わるかもしれません。
ただ、問題はこれだけじゃないんですよねぇ。
流石にヒストグラムや点数分布は載せられないんですが、正規分布になってない科目が増えてるんですよ。
得点が高い所と低い所で2つ山がある、みたいな。
しかも点が低い山の方が大きい・・・。
つまりこう☟です。(縦軸:人数 横軸:得点)
以前は赤線の分布になっていることが多かったのに、最近は青線の分布になることが増えてきたんですよねぇ。
何が言いたいかって、「学力の分断」ですよ。
得意な子、苦手な子が2つに分かれ始めてるんです。
え?それの何が良くないかって?
それはまた別の機会に。長くなるんでねぇ。
閑話休題。
とにかく、今回は自分の驚きを共有したかったんですよね。
特定の組織や個人を貶めるような意図は全くないし、ましてや学校の先生を批判するようなつもりはありませんので、悪しからず。
ただ、これを見た誰かが健全な危機感を持ってくれれば幸いです。
(*1)中学校より配布される成績表記載のヒストグラムより算出したもの。なお、5教科合計点のヒストグラムは記載されていなかったため、各教科の平均点を算出し、それを合計したものを参考値として紹介している。
(*2)こちらは5教科合計点のヒストグラムが記載されていたため、そこから算出した。