
何ヵ月も前の話なんですが、ぜひとも広がってほしい活動なので、今さらながら当時6歳の娘がヘアドネーションしたときのことを…

ラプンツェルみたいになりたーい
と3年ぐらい髪を伸ばし続けていた娘


髪の毛がお尻にかかってきたころ、トイレのときについちゃったらどうしようと心配になってきたみたいで…(笑)
「そろそろ切ろうかな…」とつぶやいたのをきっかけに、こういうものがあるよ!と軽くヘアドネーションの話をしました

そしたら、とても興味がある様子

言いだしっぺの私も詳しくは知らなかったし、まさか娘が話にのってくるとは思ってなかった

いろいろ質問されたので、JHD&C(ジャーダック)のサイトで確認しながら説明しました

切った髪の毛を寄付することで、治療や外傷など、なんらかの事情で髪の毛を失ったり、悩みを抱えている子どもたちに、ウィッグをプレゼントできること

メジャーを使いながら、31cm以上の長さが必要なこと、少し切るのではなくてかなり短くしないといけないということも話したけど、それでもやりたいと娘は言いました

私自身、本当に短くしちゃってもいいのか、押しつけてないかと心配だったので、何日か時間をおいてまた確認したけど、娘の気持ちは変わっておらず

お友達にも、自分は髪の毛をプレゼントするんだと話してることをママ友から聞きました

髪の毛を短く切ることは勇気がいることだし、誰かを助けたいと思う気持ちと、それを決めたのはすごいことだよとたくさんほめて、それならと美容院を探しました



ヘアドネーションに賛同するサロンはたくさんあって、サイトから検索できます

予約した日になっても、娘は心配した様子もなく、むしろワクワクしていたので安心しました

長い髪との最後の記念写真を撮って、美容院へ

スタッフの方に優しくお話してもらって、またほめられて、にっこにこの娘

ヘアドネーションの場合は髪の毛を束ねてから、そのままゴムの上にハサミを入れます

いざ
チョッキーン




長いところと短いところとあるけど、だいたい35cmぐらいかな

スイミングをしているせいで、色が抜けてて、いたんでるー

ちゃんとトリートメントしとけばよかったかなぁ

本人も自分の髪の毛を前にして、誇らしげな様子でした

この髪の毛は美容院の方がきちんと協会に送っていただき、後日ジャーダックからお礼のハガキが届きました

きっかけは子どもへの説明のためではあったけど、この活動について調べて、実際に娘がヘアドネーションをして、いろいろと考えさせられました

人のために行動にうつすことは、大人でも簡単なことではありません。
でも、子どもに対して、世の中にはいろいろな状況で苦しんでいる人や戦ってる人がいるということを、伝え続けることはできます。
どんなに小さくても、できることから始めることに意味があると教えることもできます。
娘はまだしっかりと理解できてないとは思うけど、自分で決めて長い髪を切り、誰かのためにと寄付できたことで、娘の中に少しでも得られるものがあったと思っています

そこから、人のために何かできるような考え方を持ってくれたらうれしいです

娘はまた髪を伸ばしてプレゼントすると言っています

私もこれ以上いたまないように気をつけて、いつか寄付したいと思ってます

※今回とは別の協会では15cm以上から寄付できるところもあるそうです(^^)
これからもヘアドネーションの活動の輪が広がっていきますように

そして、髪の毛のことで悩みを抱える子どもたちが、1人でも多く笑顔になって、ケガや病気に立ち向かう勇気となりますように
