こんにちは。

 

スクールIE東船橋校の室長の村上です。

ドタバタしているうちに10月になってしましたね。

今年もあと2か月。早いなぁと思う今日この頃です。

 

さて、今日のお話は「子どもが夢をもつには」というものです。

 

最近の学校ではキャリア教育とかが流行ってますから

子ども達の周りには情報は溢れてますよね。

そういったところでは恵まれているのは確かです。

職業体験を実施しているところも少なくないですしね。

若いうちに「ありがとう」と言ってもらえる喜びを得られる経験は何物にも代えがたいものだと思います。

 

しかし、一方では「夢はない」という子たちが多いのも現実。

以前生徒に言われたことがあります。

 

「不景気だし、こんな世の中では夢なんか持てないよ」

 

これはさすがに堪えました。

やる気スイッチの塾の責任者ですから。

 

でも、その時思ったんです。

「どうして、そう考えるようになったんだろう」

 

それでハッとさせられました。

この子の周りの大人が不景気だと言っていたり疲弊してたり。

身近な大人を見て、この子は未来を描けていないんじゃないかと。

 

「よし。それなら身近な大人として室長や先生たちが夢をもってキラキラしていたら、この子も変わるんじゃないか!」

 

その子に次に会った時に言ってみました。

 

「実は室長にも夢があるんだ。自分の学校を持ちたいんだ!」

「何それ?そんなことできるもんなの??」

「できるかどうかはやってみなきゃ分からないさ。でも、夢を追いかけるのって、すごく楽しいぞ!」

「ふ~ん」

 

そんな会話をした2か月後、その子がわざわざ僕のところに来たんです。

 

「俺さ、建築家目指そうかな。自分の造った家に親に住んでもらいたいんだよね」

 

照れながら言うその子は輝いていました。

そして見事、建築学部のある大学に合格したんです。

 

きっと子どもたちは僕ら大人を見て将来を想像し、重ねて見ていることがよく分かりました。

いつまでも輝いている大人でいようという僕の信念にもなりました。

ぜひ、お子さんのかっこいい親御さんになってあげてくださいね。

 

今日のお話はここまで。