こんにちは。
スクールIE東船橋校の室長の村上です。
GWはみなさん、どのようにお過ごしでしょうか。
さて、今日のテーマです。
「授業ではできるのにテストに弱い子」です。
最近、よく相談を受ける事案ですね。
本当に多いです。
「授業ではできるのにテストに弱い」とはどういうことなのでしょう。
まず、どの子にも共通して言えるのは授業ではできるということは飲み込みは早いということです。
そういう意味では賢いお子さんと言ってよいでしょう。
でも、点が上がらない。
困ってしまいますよね。
対策のしようがないように見えて、シュンとなる子も少なくないと思います。
大丈夫です。
必ず結果には原因があるはずです。
それを突き詰めれば、対策はとれるわけです。
特にこういった悩みを抱えた子の原因は大きく分けるとつに分かれます。
一つずつ見ていきましょう。
1.ケアレスミスが多い
理解はできているのにミスが連発してしまう子。
これは比較的対策が取りやすいです。
詳しくは「ケアレスミスはなくせる!?」を見てみて下さい。
2.定着していない
授業の時に「分かった」ので安心してしまい、練習せずに定着が甘く、失点する子。
解き方が分かったからよしとする傾向が強い。
要は体が覚えるまで練習すれば改善できます。問題は本人の意識を変えること。
塾に通っていても、補完できず失点する子も少なくないです。
その場合には塾を変える検討をしてもいいかも。
3.時間感覚に弱い
時間に終えることができない子。そのため失点箇所が多くなってしまう子。
解ければよしという傾向が強い。できない事が嫌なので、できるまで解いてしまう。できるところだけしっかりと稼ぐという感覚が薄い。
意識を変え、実践演習を積めば改善が図れます。
4.プレッシャーに弱い
最近一番多いのがこの傾向。
テストで分からない問題が出てくると
「これで悪い点だとどうしよう・・」
「また怒られちゃう・・」
「見た事ない問題で解けるわけない・・」
とずーっと悩んだままテストを受けている子です。
問題を解くだけでなく、同時に暗い未来を想像して絶望します。
脳を問題を解くのに集中させられないので、ミスも連発します。
学校も塾も対応が難しい子です。
単元をどうするかではなく、テスト当日の精神状態を改善できないと難しいわけですから。
親御さんとの関係性が非常に影響を受けやすい子でもあります。
まずは安心して受けられる状況をつくるところから始めることをお勧めします。
もっと詳しく知りたい方はご連絡下さい。
では今日のところはここまで。
みなさん、楽しいGWをお過ごしください。