しまね県民オペラ ラ・ボエームの初日の公演が
終了しました。
午前、立ち位置の確認で大ホールに行くと
装置の最終調整中で、ホールのスタッフ、
照明スタッフ、演出家の高島さんなど
まだまだ調整の真っ最中で、ギリギリまで妥協せず
良いものを作るという執念が会場に満ちていました。
今回装置家、などと呼んでいただいていますが、
まだまだ私が人として職人として学ぶことが
この世界には膨大にあり過ぎて
命と時間がいくつあっても足らないんじゃないかと
改めて心配。
オペラは美しく、大ホールを歌声と登場人物の感情で満たし、
ああ、ホールにはこういう芸術や熱量を包み、
世界観を実現させる役割があるのだ、ということを
体感することが出来ました。
同時にリラックスした気持ちで芸術に触れて
純粋に湧き上がる喜びの気持ちを感じたのです。
客席も含めて舞台なのですね。
この気持ちを忘れずに作り続けたいです。
引用:島根県民会館Facebookページ