この週末は益田にヘリテージマネージャーの
スキルアップ講座に行ってきました。
その足で津和野まで。
修復を終えた畑迫医院を拝見しました。

壁の白い斑点はパテの跡。
古写真から外壁は未塗装でパテのみだったことが
判明したそう。

パテ跡が外観のアクセントになっています。

長い廊下の両側は病室。

滴るような緑の中に
佇むこの美しい建物は
医と食の研究所として公開されています。
時間が無く食せませんでしたが、
地元野菜のブィッフェも。

この建物は痛みも酷く、修復、復元には膨大な熱意と時間と知識が必要であったことは容易に察することが出来ます。
宝ですね。
私が歴史的建造物が好きなのは
歴史的興味も美しさへの憧れも懐古趣味も勿論ありますが、
そこに過去いた人々や背景と
現在そこにある人々の言葉のないやりとりや
時を越えた繋がりを感じることが出来るからかも
しれません。
また訪れたい場所が増えました。
幸せです。
つぼくらなみ