本日は歴史的建造物調査でした。
個人の所有ですので掲載は出来ないのですが
このインスペクションとも耐震診断調査とも違う
調査が心から好きです。
インスペクションや耐震診断も
この上なく真剣です。
劣化事象を見逃すことが無いように、
少しでも正確な診断が出来るように
注意を払っています。
歴史的建造物調査も似たところはあります。
建築年代がいつなのか、どんな特徴があるのか
釘を見、木の肌を見、墨書を見落とさないよう
注意します。
それでも所有者の方からその由来をお聞きするとき、
建物が大切にされているのを感じた時、
建物が様々な災禍を耐え抜いたことを感じるとき
松江にこの建物があって良かったと、しみじみと思うのです。
歴史を生きぬいた建物と、それに関わった人の
力になれたらと願わずにはいられません。
つぼくらなみ