しまね木造塾視察研修。
二日目の午前に神戸市灘区の沢の鶴資料館を訪問した。









酒蔵を改修した資料館は
阪神淡路大震災で全壊。
およそ3年後に再建。
全壊前から文化財であったので、
倒壊した建物から使える部材を選んでの再建だったそうだ。





地下の遺構も残されている。
酒蔵の地下の遺構というのは初めて拝見した。






内部は酒の資料館というより酒作りの道具の資料館になっていてとても興味深い。
そして楽しい!









蔵のほの暗さを生かした照明が良い。




灘の町の模型。




小屋組。

灘の酒作りへの誇りと倒壊した蔵を再建したという意味。
あの災害を経てまた堂々と建つ建物の姿は凛として美しかった。

つぼくら