初代松江警察署は明治13年建築の
日本最古の警察署建築です。

平成26年に松江市雑賀町で発見され
保存活動に残された時間は僅かで保存が危ぶまれましたが、
各方面のご尽力と松江市のご理解のもと、調査と復原可能な状態での解体が叶い、
現在は部材の状態で再建の日を待っています。

年末、その部材に久しぶりに会うことができました。


興雲閣と同じデザインが特徴的な玄関ドア。


その他の部材も静かに再建の時を待っています。
この日は折しも雨。
静かな時間が流れる中、再建を待つ部材としみじみと向かい合う時間でした。
この静かな存在に対して私は何が約束出来るでしょうか。

松江警察署の再建に向けて松江建築研究会では寄付金を募集しております。
奇跡的に失わずに済んだこの建物の再建にご賛同を頂けたら嬉しく思います。

今月は再建活用案のコンペの〆切、コンペに先立ちシンポジウムの開催を予定しています。
このブログでも情報を発信して行きたいと思います。
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