私達の仕事は日々たくさんの人にお会いするのですが、
改修を生業の一つにしていると
たくさんの人に逢えると同時にたくさんの建物に逢えます。

大切にされている。
痛みに悲鳴を上げている。
建てた誰かの思いが詰まっている。

そこに在った家は建てたばかりの家とはまた違い、すでに家としての意思のようなものを感じるから不思議です。

先日、改修に先立って図面を起こしていたのですが、手描きの図面のあまりの美しさ.
そして線にこめられたこうするのだ、という意識に何だか泣きそうになりました。

・・・変人だという自覚はあります。

誰かの思いを、そしてこれから住まう人の思いを大切に出来たらいいと思います。




つぼくらなみ

きのう見つけた綺麗なもの。
アンティークスプーンの柄で出来たバングル。


Alcamick.craft.works  さん作
連れて帰ってしまいました。