しばらくブログを書いておりませんでした。
日々が飛ぶように過ぎて行きます。

先日本屋さんに寄ったときにカフェで飲み物を買いました。

この時飲んだのは出西ジンジャーモヒート。


夏の名残を感じる爽やかさと、ぴりっとした生姜。
出西生姜から感じる季節感。
少し特別でワクワクします。

出西生姜、そんな季節かあ、と思いながら秋の空を眺めていると
料理と建築って似ているなあ、と思います。

だとしたら、私はどんな料理人になりたいのかと考えてみました。

私は常日頃から何風だろうとお客様が求められたものを
出したいな、と思っています。
安全性や栄養価は当たり前のことで、それはお客様に言わず
料理人が考える事です。

毎日食べられる優しい味なのか、一口目でインパクトの必要な
レストランの味なのか。
マクロビオティックなのか、コスト最優先なのか。
コース料理なのかワンプレートなのか。
何が正しくて、何が正しくないというようなことは
そこにはありません。

知らない料理を作るのはとても難しい。
それが特別な料理なら尚更です。
ネットで検索して料理の本を読めばそれなりの形は取れるかもしれませんが、
それは料理人とは違います。

何を作る料理人になるのか。
思いもよらぬ要望にどうやって応えていくのか。
私はそもそもどんな料理を作りたいのか。

そんなことをずっと考える秋の一日でした。
良い料理人になりたいと思っています。



つぼくらなみ