実は、今年の地区大会では午後1発目のプログラムで、なんと「歌の練習」があったそうです。
話し手が、「歌は、エホバを賛美する重要な機会です!」と述べた後、上手に歌うにはどんなことに気を付けたらいいか、と声楽的なことを長々と説明した後に、
「皆さんでいっしょに歌いましょう!」
と言ってわざわざ起立させ、
「さん、はい!」
と言って歌わせたそうです。
しかも、伴奏なしで!!
さすがに聴衆も面食らって、大きな声で歌えなかったそうですが、話し手は
「上手です!」
と言ったらしいです(笑)。
Aさんも、
「JWの教えを学びに来ているはずだったのに、まさか大会で歌の練習をするなんて思いませんでした。」
と、かなりドン引きしていました。
私が出席しても、同じことを感じたと思います。上手な歌い方の講釈は、専門の人が実際に発声、発音の基礎を歌いながらされると、相手が素人でも本当に見違えるぐらい変わります。で、実際に歌う時は、伴奏を必ずつけます。でないと、何の調で歌っていいかわからないし、出だしの音も取れないからです。
それを、素人の講釈(いくら筋書きにあるとはいえ)と伴奏なしでその場で歌えって、無理があり過ぎです。
メッセージを下さったAさんは、
「大会で何をするのか、だんだんわからなくなって来ました。」
と述べておられましたが、本当におっしゃる通りだと思います。
歌は、昔から国民を奮い立たせる道具として使われてきた、とWTの出版物ではさんざん書かれて来ましたが、今や士気の下がったJWを奮い立たせるために、必死で歌が使われている感じです。
そんなことをしても、かえってドン引きされるだけなのに…。
貴重な情報をお寄せくださったAさんに、この場を借りて深くお礼申し上げます。また、
「自分のブログでは怖くて書けないけど、どうしても訴えたいことがある!」
という方がおられましたら、今回のようにメッセージをくだされば、私の方で記事にさせていただきます。
ちなみに、私の地域の大会はまだ先です。1日目に歌の練習があると思うと、今から気が重いです。