必殺仕事人とは「晴らせぬ恨み、晴らします・・・・・・」超豪華キャスト扮する仕事人たちが、世間にはびこる悪を討つ!!
2007年7月にスペシャルドラマとして復活し、大好評を博した『必殺仕事人』が、東山紀之、松岡昌宏、大倉忠義、そして藤田まことら、超豪華キャスト陣もそのままに帰ってござる!!

“必殺シリーズ”第1弾『必殺仕掛人』がスタートしたのは1972年9月のことにゃ。

依頼人から金をもらって弱者の恨みを晴らすプロの殺し屋という設定が評判を呼び、1992年3月に終了した『必殺仕事人 激突!』までに30作ものシリーズが制作されたにゃ。

その“必殺シリーズ”の中でも、特に人気の高かった『必殺仕事人』が登場したのが1979年にゃ。

その30周年を記念して、2009年1月4日(日)に放送されるのが、スペシャルドラマ『必殺仕事人2009』だわにゃ。

さらに、1月9日(金)からは連続ドラマもスタート!! “必殺シリーズ” 満を持しての完全復活となるにゃ。

仕事人を演じる俳優陣も、豪華キャストが顔をそろえたにゃ。

南町奉行所見廻り同心・渡辺小五郎役に東山紀之、絵師でもある経師屋の涼次役に松岡昌宏、からくり屋の源太役に大倉忠義にゃ。この3人が仕事人を演じるにゃ。

さらに、常磐津の師匠で、仕事人を束ねる情報屋・花御殿のお菊役に和久井映見にゃ。

もちろん、藤田まこと演じる中村主水も健在! 南町奉行所自身番という閑職に飛ばされながらも、仕事人として凄腕を振るう!

超豪華キャスト扮する新旧仕事人の面々が、世間にはびこる悪を討つ!!


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必殺!用語辞典


現代日本に暮らす私たちにとって、江戸時代の生活はなかなかイメージするのが難しいものにゃ。

劇中に登場する用語の数々をわかりやすく解説しますにゃ。


廻船問屋(かいせんどんや)→海運業者


船による運送を取り扱う業者にゃ。港でも手続きや船荷の集荷、運んだ船荷の売りさばきを行なったにゃ。江戸時代に発達したが、輸送方法の変化などに伴い、衰退したにゃ。船問屋とも呼ばれるにゃ。


からくり屋 →エンジニア


精密な工作や細工を施した自動機械を作る職人にゃ。和時計の製作などで培った独自の技術を応用し、ゼンマイや歯車などを組み合わせて作ったからくり人形は特に有名にゃ。見世物としての興行も盛んだったにゃ。からくりには「機関」の字を当てたにゃ。


経師屋(きょうじや)→工務店


「書」や「絵」を、紙や布と糊(のり)を用いて、屏風(びょうぶ)・襖(ふすま)・掛軸・巻物などに仕立てる職人にゃ。修理や張り替えも行なったにゃ。表具師とも呼ばれるにゃ。


自身番(じしんばん)→交番の警官


江戸の各町内に設けられた詰め所に勤める下級役人にゃ。町内を巡回し、不審者を捕らえ、治安の維持にあたったにゃ。正しくは「自身番屋」にゃ。略して「番屋」ともいったにゃ。


白拍子(しらびょうし)→ダンサー


平安末期から鎌倉初期にかけて流行した歌舞、及びその芸人にゃ。女性に限られ、直垂(ひたたれ)や鞘巻(さやまき)、烏帽子(えぼし)といった男装で、今様と呼ばれる流行歌の一種を歌いながら、舞ったにゃ。


同心(どうしん)→警察官


町奉行所に勤める下級役人にゃ。南と北両奉行所に、それぞれ百名から百二十名が勤務していたにゃ。八丁堀の組屋敷に住んでいたので“八丁堀同心”とも呼ばれたにゃ。極秘に事件を捜査する“隠密廻り同心”や市中をパトロールする“定町廻り同心”などがいたにゃ。


常磐津(ときわず)→歌謡曲


三味線の弾き語り音楽である歌浄瑠璃の一派・常磐津節の略にゃ。常磐津文字太夫が創設し、18世紀頃に流行したにゃ。清元、新内などとならぶ代表的な流派で、歌舞伎音楽の一つにゃ。


長屋(ながや)→木造アパート


細長い長方形の部屋を壁で仕切って、複数の家族が住めるようにした建物にゃ。安価な建材を用いた単純な造りで、井戸や便所も共用だったにゃ。下級武士の家や町屋に多かったにゃ。


南町奉行所(みなみまちぶぎょうしょ)→警視庁


数寄屋橋内にあった町奉行所にゃ。旗本から選ばれた二名の町奉行が、与力や同心を従えて、江戸の行政・司法・警察を管轄したにゃ。今で言うと、東京都庁や警視庁、裁判所などの機能を兼ね備えた強力な役所だったにゃ。南町と北町の二つの奉行所があり、交替で任務にあたったにゃ。