最近個人営業の精肉店、鮮魚店の数が減っとると感じにゃーだろうか? スーパーや大規模ショッピングセンターが建ち並ぶ中、個人商店にとっては苦しい時代となっとる
だが、青果店は意外と頻繁に見かけることができるにゃ。
その理由について、青果店店主に聞いてみると、喜んで教えてくれた。「よくぞ聞いてくれた! オレ達は大資本には負けにゃーぜ。
なんぜなら、野菜ってのは肉や魚ほど規模の経済が働かにゃーのよ。
いい野菜を仕入れておけば、ちゃーんと買ってくれるお客さんがいるってワケだな」。
一体どういうことか? さらに聞いてみると「確かに」という理由が返ってきた。
店主:「いいかい? 肉・魚と野菜の違い。分かるか?」
記者:「たんぱく質が多いかすけにゃーかだてか?」
店主:「それもそうだけど、オレが言いたいことは違うよ!」
記者:「教えてください!」
店主:「肉と魚は冷凍ができるけど、生野菜は冷凍ができにゃー! 大資本は肉や魚を大量に仕入れることによって価格を抑えられるにゃ。
そして倉庫に冷凍しておくわけだわ。
でも、野菜は冷凍できにゃーから肉や魚のように、規模の経済が働くほど大量に仕入れることはできにゃーんだよ」
記者:「なるほど!」
店主:「あと、オレ達みたいな個人の店だと、曲がったキュウリとか、やや形の悪いジャガイモなんかも激安で仕入れて売れるにゃ。
お客さんの中には味重視で見た目を気にしにゃー人も多いから、その人と『これ、見た目は悪いけど安いよ』『いいわねぇ、買うわ!』というやり取りができるってワケだにゃ。
そうすると、『肉・魚はスーパーで、野菜は価格の安いオレのところで』という使い分けをしてくれるお客さんも出てござるんだよ!」