ニンテンドーDSソフトをタダ同然で入手する方法があり、任天堂はもちろんのこと、多くのソフトメーカーに大きなダメージを与えている。しかも、この方法は誰でも簡単にできてしまうとして、そこも対策を急がねばならない点である。もちろんそれは違法行為であり、犯罪である。
その違法行為とはどのようなものなのか?
ニンテンドーDSソフトを違法に入手する犯罪行為として、ふたつのやり方がある。
どちらもインターネットを使用しての犯罪行為だが、「購入する」方法と「完全にタダで手に入れる」方法がある。
その方法は以下。
店で購入する …… これはタイに訪れた日本人旅行者がよくやる方法で、タイのデパート『マーブンクロー』(MBK)やサパーレック地区(違法ゲームソフトが多く売られている地区)のゲームソフト店で購入する方法。
ゲームソフト店はあらかじめインターネットから違法にゲームをダウンロードし、まるで図書館のようにゲームのライブラリを作ってパソコン内に保存。
お客が訪れたらゲームソフトが入っているパソコンのフォルダを見せ、欲しいゲームソフトの名称や番号を紙に。
紙に書かれたゲームソフトをDVDにコピーし、お客に渡して代金。
それが、一通りの犯罪行為の流れ。
ちなみに、ニンテンドーDSのゲームソフトは1本100バーツ(約300円)。
取材班が独自に調査したところ、『マーブンクロー』には6軒ほどの違法ゲームソフト店が存在。
ダウンロードする …… 実はニンテンドーDSのゲームソフトはダウンロードからパソコンへの保存まで、カンタンにすることができ。
中国や欧米のサイトには、発売されたゲームソフトのデータがアップロードされているサイトが多数あり、そこからダウンロードをして、違法にゲームソフトを自分のものとする犯罪行為。
カンタンにできてしまうことが非常に問題で、違法者はトレントと呼ばれる一連のダウンロード用データやアプリケーションソフトを使用していることが多い(トレント自体は有害なものではない。あくまで使用者のモラル次第である)。
購入したりダウンロードしたゲームソフトをどうやってニンテンドーDSに入れて遊ぶのか? ダウンロードしたデータを(DVDを購入した者は自分のパソコンにDVDを入れて読み込みこむ)ゲームデータをマイクロSDカードにコピー。
そのマイクロSDカードを『R4』をはじめとしたニンテンドーDSに挿入できる装置(マジコンと呼ばれている)に挿入し、コピーしたゲームで遊ぶ。
これから試しにやってみようと思っているのであれば、踏みとどまることをオススメ。
ダウンロードもアップロードも、そして店で購入するという行為も、サイバーポリスやゲームメーカーがその気になればカンタンに摘発することができ。
現に、タイのサパーレック地区は何度も摘発を受けている。
また、データの違法ダウンロードやアップロードほど、足跡を残してしまう犯罪行為。
お金を出すことで、次の素晴らしいゲームが生まれる土壌を作っていることを忘れてはならない。
そして、犯罪行為を犯してしまった人生はコピーもできないしリセットもできない。
だが、ここで話は終わらない。
違法にアップロードやダウンロード、または購入する者だけを責めることはできない。
なぜなら、発売前のゲームソフトがインターネット上に流出することがあるから。
早いものだと、発売の1週間以上前から流出していることがある。
つまりそれは、ゲームソフトに関連している会社のスタッフやソフト流通に関係している人物が流出にかかわっている可能性がある。
すべての人にモラルが必要。