売り場探し&売りシグナル
○フィボナッチ
前回紹介したフィボナッチは「売り」にも有効です。黄金分割比率「0.618対0.382」を使って売り場を探してみましょう。今回はリバウンドの戻りメドを例に説明します。仮に1000円幅下落した銘柄がリバウンドしたと仮定します。売却するタイミングとして、1000円掛ける0.382の382円上がった(戻した)地点。これを上回れば1000円掛ける0.618の618円上がった(戻した)地点までの反発が予想されます。
出来高減少で売却(仕手株)
仕手株の定義を説明するのは難しいのですが、業績や材料などと関係なく短期間で2倍や3倍に急騰した銘柄を仕手株と位置づけ、そういった銘柄の利益確定のタイミングとして、「出来高が2日連続で減少したら売る」といった方法です。その後に上がるか下がるかよりも、逃げ遅れたときの大ヤケドの回避や、含み益を実損にさせないためのルールとして使われています。仕手株を天井で売るのは不可能に近いといった意味からも有効といえるでしょう。

トレンドライン(1)のときお話した「ボックス型」や「三角保ち合い」の基本概念は放れた方向にポジションと取ることですが、これが騙し(逆)となった場合は、反対方向のトレンドがとても強いといえます。三角保ち合いを上放れてから下降したような銘柄は売りの対象と考えても良いと思います。

新興市場で有効の方法です。不人気のとき買って、人気が出たら売るといった単純なものです。今年の不安定な新興市場では、人気化した銘柄を買うことは「高値掴み」となる危険があるので、出来高急増を売りのサインとして使ってみましょう。

下落途中で窓空けして三本の陽線が現れることがあります。この形が出たら、次に出現するローソク足が重要になります。次が比較的長い陰線ならば、「下放れ三手」という売りシグナルになりますが、下ヒゲの出現や陽線の出現などは「赤三平」といった買いシグナルになります。上手に見極めましょう。

短期売買で有効な方法です。ストップ安は翌日も流れを引き継いでいることが多く、売り気配で始まることが多いので、悪材料が出てストップ安した銘柄を、引け間際に空売りして翌日買い戻します。ただし、ある程度の買い注文が入っていないと取引が成立しません。比例配分狙いで行きましょう。



