株式こうみる:大底は打ったが上昇持続の決め手に乏しい=大和総研 成瀬氏 


2008年 01月 29日 12:00 JST

 <大和総研投資戦略部 シニアストラテジスト 成瀬順也氏>


 米国・日本ともに株価はいったん大底を打ったとみている。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題は、米大手金融機関の決算が終わり悪材料が出尽くした。市場の関心は実体経済に移ってきているが、米当局は景気対策に本腰を入れ始めているので、対応に期待できる。


 米連邦準備理事会(FRB)は当初、利下げのスピードと幅が緩慢だったが、ここにきて加速してきた。30日の連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げは大前提だが、0.25%の利下げにとどまったとしても、株は瞬間的には売られるかもしれないが下落基調に戻ることはないとみている。景気対策については、個人への減税などを2月4日に大統領が2009会計年度予算教書を議会に提出するまでに上院との調整をつけながら実現に向けていくだろう。


 米国を中心に外部環境は改善しているが、国内材料は決め手に乏しい。たとえば、為替が1ドル100円を割り込む水準まで円高となり、ピーク感を織り込んで輸出関連株が買われるなど、何かショックを伴うイベントがないと上昇基調が持続しないという不安感が残る。



 (東京 29日 ロイター)




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