あの日、PET検査の結果を乳腺外科に聞きに行った日の午後、ね。


あの日は映画を観に行ったよ、言っていた通りに。


病院を出た後、タクシーで映画館の入っているビルに向かって、喉だか胸だかが詰まりそうなのに無理矢理うどんを押し込んで、ひとり映画を観た。プレミアムシートにもしちゃった。それからデパ地下でお惣菜を買ってまたタクシーで家まで帰ったんだ。


なんだかさ、ささやかな無駄使いをしてさ、どうにか自分を保ったと言うか支えたというかw




PET検査の画像を見て、先生は「やっぱりここの肋骨部分と…それから肺、ここですね」と、

この2か所がピッカリキラキラ光ってましたー。

移植チームの見立てばっちり!流石ですw




乳がんが再発から9年目になって転移したこと、

新たに肺の腫瘍(がん)が生まれたこと、

これについてはさほどの驚きもないの。自分の身体の中で起きていることを受け入れがたいこともない。


ただただ、病院が煩わしい。




ここの病院とのおつきあいもね、

初めは移植外科だけだったのに、

15年が過ぎてしまった今は、①移植外科(消化器外科)②消化器内科③糖尿病内科④耳鼻科⑤乳腺外科⑥呼吸器内科と、通う科が増えてる。

年齢を重ねているのだから仕方のないことだとしてもね、何をするにも移植の治療がネックになって面倒くさいことばかりだよー




意に背いてしてしまった移植。その迷いが、ずーっと私の中で無くならない。15年前、あそこで自分を通していたなら…?


後悔しても意味がないからしないようにして暮らしてきたけど。

移植はしないと決めていた頃の私自身がいちばんきれいだったな。


って。


もう戻れないけどね😌