イヌ達も春がきてウキウキしているのではないでしょうか?
是非、愛犬と共に自然の中で五感に一杯感じてきましょう。
イヌ達も都会の中で暮らしていれば、より外的な環境対応で負担もかかっていると思います。
その中で、一度自然に帰るという森のヒーリングも大切ではないでしょうか?
私の仲間は岐阜県高鷲でトレーナーとして、トレーニングよりもヒーリングで関係を取り戻す活動をしていく予定です。
是非、自然の中に犬と共に身をおいてみてください。
今日のテーマは「先を考えて今を行動する」ということです。
私の周囲には、本当にやろうと思っても簡単にはできないことを目立たず、本当に陰ながらすごく大きな活動をされている方達が多く見えます。
私には正直できない・・できないっていうと無責任かもしれないけど、それぞれできることで貢献しあって、手を結ぶことが大切だと思うのです。
そうした人たちの活動を見ながら、やればやるほどプラスではなく、より負荷というプラスが課せられてしまうところを見ながら、私はそのプラスを”負荷から成果”のプラスに変える活動ができないかと考えて今も行っています。
最近感じていることは、”保健所や保護団体からイヌを迎えましょう”というキャッチフレーズにちょっと心配があります。
私ももちろん、特にこだわりがないのなら、同じイヌだし命だし、わざわざ夢と現実のギャップに苦しみ、子犬の育児から苦労して、ノイローゼになるくらいなら、余程愛情を求めた、心に傷を負ったイヌ達や猫たちのケアに使った方がいいと思うし、子犬から飼えば懐くというのは、私は先入観で違うと思うのです。
私が今、共に暮らしているイヌも、5歳の時から私と暮らし始めました。(イヌの年齢で私ではありません)
でも、子犬から飼ったイヌ以上に懐いてるし、いつもそばに寄り添って安心して寝ています。
前育てた愛犬の方がうまくいっていなかったようにも感じるのです。
何が言いたいのか?
保健所や保護団体からイヌを譲り受けたことに満足する、良いことをしていると思うのはちょっと違うということに気がついてみてください。
そうでないと、どんどん保護活動をしている団体、ボランティアさんの負荷を増やすだけになってしまいます。
この保健所や保護団体に保護された犬達は、すべて私達人間のエゴによってそうした場に行ってしまった犬達です。
本来はあってはいけないし、そこからイヌを迎えないといけない状況になっていることに疑問を感じて、何かができるか?を考えてほしいのです。
そうでないと、保護犬を迎えました・・が何かまた違う人間の誇りを作ってしまうことは決して良いとは言えないと思うのです。
私は、そうした犬を手放した原因から考え、何が飼い主さんをそうさせたのか?何故犬はそうして手放されたのか?双方から考えた時、やはり私達の犬を迎える動機と適正知識を習い実践する習慣がこの国にはないことだと思いました。
手放さなくていい・・迎えた方も癒しではなく、”育児って大変だけど、育む苦労、苦悩を一緒にして成長したい”という目的で迎えられるようになれば、またそこで自分たちが学んでこの犬が人間社会で堂々と暮らせるように私達が学んで、育てようが当たり前になれば”、少なくとも苦楽を共にできるという本来の共育という命と命の共生の姿と目的が生命の成長に繋がると思います。
今は楽を求めて苦を感じ、手放すという感じです。
そうではなく、苦を求めて、楽を感じ深めるが本来の道理だと思います。
苦楽は2つあってこそ感動です。癒しという楽だけなんて育みを必要とする命を迎えるものに求めることさえ間違っているのではとも思います。
今、同じ人間が行動したことで起こっている、放棄によってHomeを失ったイヌ猫がたくさんいます。
そうしたイヌ猫を迎えてあげてほしい。
そして、次皆さんが考えてほしいこと、「保健所や保護団体からイヌを迎えなくていい未来のために」こうしたアクションを起こしてほしいのです。
そのために私は、ドッグ&オーナーズが共に習い、共に育て合う「共育」の普及を目指して行動します。
そうして、今の本当に何も惜しまずに命を助けようと活動している方達の活動の成果を私は支援していきたいと思います。
今だけに満足するのではなく、原因とそして今から未来をどう築いていくべきか?の羅針盤をしっかりと持って皆さんと素敵な未来を築きたいと思います。
惨めなイヌ猫の写真、飼い主さんを見なくていい日がくるように。

