家庭犬トレーナーの道を歩む理由 | 家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

2021年11月でトレーナー&カウンセラー歴22年。
”イヌをなおさずして、問題を解決する”が私もモットーですが、そこに至るまでの様々なわんこ先生(犬達)と飼い主さんと歩んだ気づきのメッセージを楽しんで愛犬と共利共生を築いて頂けたら幸いです。

クーガーのブログ-リンとの時間

皆さん、こんにちは。

昨日から岐阜では雪が降りまして、帰りも恵那山トンネル付近かた吹雪。

今日も駒ヶ根は吹雪いております。


昨日22時54分から中京テレビの「ゲンキのトビラ」にドッグ&オーナーズONELifeと家庭犬トレーナーの田中利幸が紹介して頂けました。

これも皆さまのお陰に心から感謝しています。見られなかった方はホーページのダイジェスト版をみてください。http://www.ctv.co.jp/genki/


 家庭犬トレーナーを何故選んだのか?
正直わからずに歩んできたように思います。
でも、最近この仕事の厳しさ、素晴らしさを感じるようになった。
ドッグトレーナーであって、ドッグトレーナーではない仕事。
自分の努力が成果となるのではなく、相手を通じて成果を出すという非常に人任せな仕事でもある。

となると、「共育」というものの素晴らしさが身を染みて理解ができるのです。

 私は指導はするけれど、それを歩んで成果を出すのは飼い主さんなのです。
飼い主さんの努力で得た結果で、自分の良き結果として頂くという仕事である以上、私にとっての先生は飼い主さんでもある。
同じく、皆さんは私の先生であるならば、皆さんの努力の結果を出してくれてるのは犬達であるから、飼い主さんの先生は「犬達」であります。
相手がいて、初めて自分も成長させていただける。
お陰さまであり、犬がいて、皆さんが良き飼い主さんに育ててもらい、飼い主さんがいて、わたしたちは家庭犬トレーナーとして育ててもらえる。

 3位一体で支え合いこそがこの家庭犬トレーナーという仕事を通じて学ばせてもらっています。

家庭犬トレーナーがいて、良き飼い主さんが育ち、安心して堂々と生きられる犬が育つ。
この3つの掛け橋がうまくいかなければ、この3つの立場の幸せや喜びは成立しない。
これはドッグトレーナーだったら、自分で犬を訓練して良き犬にできたという結果から自分に傲慢になりやすいが、家庭犬トレーナーは飼い主さんの努力なしでは結果が得られないのだから、いかに飼い主さんを育てるか?それを学ばせてもらっています。
この家庭犬トレーナーは一番辛いし、もどかしいけれどこんなに学べる修行できる仕事はないと思う。

 最近は皆さんの努力はすごいと思うし、本当に素敵な飼い主さんに支えられ、私も良き成果を見させていただけて感謝に感じます。これと同様に皆さん自分の愛犬にそう思って頂けたら幸いです。
だからこそ、相手を教えるというよりも、相手がいて教えるということを習わせてもらっているという心を大切に、この家庭犬トレーナーという仕事を全うしたいと思います。

 改めて、いつも我儘を聴いてくださり努力してくださる生徒の飼い主さんたちに心から御礼申し上げます。これからも多くの教えることを習わせていただける飼い主さんと出会えるようにONELifeで御待ちしております。また同じ道を志す家庭犬トレーナーになりたい方に、そうした想いを伝達できるように努めてまいります。