最近、昔英語を教えてもらっていた男性の先生が言っていたことを思い出す。

その先生がよく授業中に生徒達に言っていたのは、
日本人は自分の意見が無いのか?何故意思表示をしない!
日本人は大人し過ぎる!
何故怒らない!
この3つだった。

これらを口にする時、烈火のごとく強い口調で言うので迫力におされた。
何故怒らないのか!というのは政治や社会の仕組みに対してだった。
そんなことを言う人はあまりいなかったし、厳しい口調で言っているのが外国人の先生なので、生徒達は戸惑うだけで何も言わず無反応だった。
(それを見て、ますます先生は怒った。)
言っている意味や意図を理解出来ず、その先生を敬遠している生徒も多かった。

それでも、そういう場面での彼はそれこそ日本人の生まれ代わりと考えた方が納得がいくような熱量があった。
(赤い発言は聞いたことがないのでそちらの人ではない。)

あの先生は日本の将来を憂い、もどかしく思い、日本のことを本当に心配してくれていたのだと思う。