3月16日は肩固め
ネトゲのプレイ時間が2週間で120時間になっていた鹿嶋です。
ブログで技の紹介でもしたら良いのでは、と唐突に思いつき急遽何枚か写真を撮ってみました。
まずグラップリング(投技・組技・関節技・締め技のみの競技)のおおまかな流れの一例をご説明します。
タックルや投げで相手を床に倒します(テイクダウン)。倒した後は自分が有利なポジションに入るように動きます。その一つがサイドポジションと呼ばれる相手の横につくポジションです。
この位置からは様々な技に移行しやすい上、相手の動きに合わせてポジションを変えやすいとても有利な位置です。
その中で狙えるオーソドックスな技の一つが“肩固め”です。
上の画像のようにサイドポジションに入った後に相手の頭の下に自分の腕を突っ込み(”枕を取る”とか言います)、相手の腕の下に自分の頭を突っ込みます。この時に自分の頭をしっかり下げていないと相手に隙間から腕を抜かれてしまう可能性があります。
それができたら両手を組んで相手を固めます。
このままではまだ相手を絞める事はできません。画像で言えば相手の左側に自分の身体ごと飛び越えるか、マウントポジションまで動かなければなりません。
今回はマウントポジションに移行します。この位置までくれば頭の方向に向かって胸を張りながら押し付けていけば相手の肩で相手の頸動脈を絞める事ができます。我慢し続けると頚動脈洞反射を起こし失神(落ちる)してしまうので早めに降参(タップアウト)します。
実はこの形、三角締めと同じ原理で絞めています。三角締めに関する説明は割愛しますが、形は違うけど原理は一緒っていう技が結構あります。
手はこの形で組みます(クラッチを組むと言います)。パームトゥパーム(手のひら合わせ)と呼ばれる形で色んな場面で使います。こうやって組む事で自分の手前側に締めやすくなります。
色々説明しましたがこれが全てではなく、技に入る為の細かい動きがあったり技術的に色々なやり方があったり、体格やパワーなどその人の特性によってやりやすい方法があったりします。
深掘りしたい方は是非練習にお越しいただいて体験して頂ければと思います。
範馬勇次郎みたいな和田アキ子がお待ちしております。