プロチョーネです・・・。今週は結局県北から県南の都市部まで毎日どこかで捕獲があり、毎回書いているように動物たちの増殖と拡大ぶりを証明してくれています。
またもや例のミカン山でアライグマが。可愛くおとなしいオスでした。1歳程度で体重も3.3㎏程度しかなく捕まえても罪悪感が湧くような個体でしたが、放っておけばそのうち立派に成長してこのへんにいるメスと子供を作ってしまうと考えるとね・・・。
こちらとしてはミカンが木ごと食い荒らされたことを忘れるわけにもいかず、来年実をつける前に捕まえてしまおうと対策をしないわけにもいきません。
で、今週は以前金魚がアライグマに食べられた家からまた依頼があったのですが、前回以上にひどい被害を受けていました・・・。
被害のあったお宅はこのようにお手製の池で魚を泳がせてました。風流ですね。
こうして金魚たちは家の人に懐いていたものです・・・。
これは11月。大きな金魚が2尾、頭から齧られていました。通りすがりのアライグマの仕業だったと思いますが、罠を設置してからはもういなくなったようで何も捕まりませんでした。
そして今週・・・
池には何もおらず・・・。
わずかに岩の上に鱗が残っているだけです。金魚は10匹ほど残っていたらしいですが、23日の夜中のうちに全ていなくなったそうです。どう見てもまたアライグマの仕業でしょうね・・・。
この近所でも同じように金魚が食べられたという話だったので、もしかすると11月と同じ個体がやった可能性もあります。ただし、また通り魔的に食べただけで捕まる可能性は低いと思います。
こうして人の住んでいる領域にいるペットでも慣れてくれば平気で手を出してくる。これも環境適応の一つだと言っていいでしょう。都市部ならペットの餌や、ペット自体を狙ってくる可能性も上がるでしょうから今後彼らの増加がペットの危険度を上昇させるのも間違いないでしょう・・・。