Going numb  | 8-hour workdays

8-hour workdays

音楽を中心に、気ままにブツブツ

最近神社に行く回数が増えた。

 

古事記がらみのストーリー本を

よく読んでいたため、昔から

神社に行くことはあったが、

こんなに頻繁に行くことはなかった。

しかも遠出までして。

 

日頃1人でテレワークをしていると、

仕事のいろんな嫌なことが

部屋に残りっばなしになる。

出社すればしたで、グループの女性陣から

色々と言われ、ハラスメントに

ならないように言葉を選びながら

説得する。これが結構なストレスになる。

 

神社に行くのは、別に願掛けを

するためではなく、

日頃まとわりつくような、

得体の知れない負のエネルギー

みたいなものを置いてくる

ために行っている。

 

お賽銭を投げて、

つきものを洗い流す。

表現は悪いが、いわば

コイン洗車のようなものだ。

本当は宮司さんに手洗い洗車を

してもらった方がいいのかもしれないが

そこまでお祓いめいたことはしていない。

 

この連休も新幹線とレンタカーで

自分自身の洗車に向かった。

実際の車のように汚れが

落ちたかどうかを見ることは

出来ないが、気分転換を兼ねた

気休めなのだ。

 

ただ、車まで借りて1人で山道を

走っていると、我ながら

正気の沙汰じゃ無いなと思った。

神社に到着後は感謝を述べ、

どっさり垢を落とし,

というか,そんな気分になり

すぐにそこを去った。

 

17時、宿泊先のホテルの夕食は

ビュッフェタイプだった。

ほとんどが家族連れ。

子供たちにとっては,思い出になる

最高の連休だろう。間違っても、

オッサンが一人でいる卓などなかった。

 

ここは早く食べて早く部屋に戻ろう

と思ったが、ドリンクのメニューを

見ると「クラフトビール飲み比べ」

というのが目に飛び込んできた.

 

それほど飲みたかった訳ではないが、

なぜか気になって

ホテルのスタッフを呼んだ。

 

「お待たせしました」

対応で来たのは若い女性だった。

 

「この『クラフトビール飲み比べ』

 と言うのをいただきたいのですが」

 

「飲み比べですね。でしたら

 下に記載してある3種の中から、

 2種お選びください。」

 

自分は言われるがままに

ビール名を見たが、その名前だけでは,

何が違うのかわからなかった。

 

「すいません、これとこれのビールは

 どんな特徴があるんでしょうか」

 

すると彼女は間髪入れず

 

「私はまだ未成年です!

 お酒が飲めませんのでわかりません!

 下から2つ選んでください!」

 

「ああ、すいません。

 でしたらこれとこれで。」

 

「かしこまりました。

  お持ちしますので、

  食事の方を取りにどうぞ」

 

 年下の女性が反論してくると

 会社にいるような気分になる.

 

 そもそも何でこっちが恐縮する

 必要があるんだ.釈然としない.

 

 オマエ等はメニューの酒を

 全部飲まないと説明ができないのか?

 体質的に酒の飲めないスタッフは

 永遠に説明できないことになるぞ.

 

 そもそも酒を飲むスタッフは

 一人もいないのか?

 全員未成年の怪しい店なのか?

 見た限りおっさんのスタッフもいるじゃないか

 聞きに行くとか,いくらでも手段はあるだろ.

 

 全員忙しいと言うなら,

 メニューに「コク,苦み,キレ」などを

 ★★,★★★★,★ などで

 書いておけば済むことだろ.

 なんでこっちが訳の分からない

 ネーミングのクラフトビールを

 勘で選ばにゃいかんのだ.

 

 結局は運ばれてきたビールは

 飲み比べと言うほど違いが無かった.

 

 これが神社に行った成果なんだな.

 今度は宮司さんに手洗い洗車を頼もう.

 

 また明日からこの店員のような

 グループメンバーと関わるのか.
 

 毎週神社に行く必要があるな.