flowering

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悲しみが花開いて落ちるとき

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仕事の合間を見て、
余った材料を使って、こそこそ
ミニテーブル的な天板を作ってみることにしたよ


まずは円をくり抜いた板に
溝を掘りつつ化粧板などを張ってみました。
ただ貼り付けるだけだとつまらないので、
籠目の紋をいれてみたよ

西洋的には六芒星、ソロモンの紋章ってとこかな
あちゃ



貼り終えたら
周りの板を貼りつけます
おちゃ



足は折りたたみの金物を付けました
玄米茶

上手くできたかな?^_^;


荒砥ぎから中研ぎ、
そして仕上げ研ぎ

鑿を研いでみました。
上手く研げたかな?

最近、リズムが乱れてなかなか寝れない
困った、困った
^_^;


毎日毎日が同じ事の連続で、その先に
一体なにがあるのかって、あなたはそう問うのね。

いつの時代も、人はそう考えてきたわ
あなたもその虚しさを問うのね
いいわ

この際はっきり言わせてもらうわ。

何も有りはしない。
それが私の答えられる唯一のことかしら。

この先に何かがある訳じゃないの

希望とか、そういうものは人の作り出したイメージであって、幻想でしかないわ

幻想は人を惑わし、苦しませるわ

目新しい変化にばかり惑わされていたら、こんなことも問うことができなかったはずよ

あなたはラッキーね

だからこそ、
あなたのいう虚しさにはちゃんと意味があるわ
あなたの負う悲しみにもちゃんとした理由が存在するの

だから正だけを受け入れて、負だけを取り除くようなことはしないで
それは元々一つのものだから

虚しさと共に、悲しみと共に生きるうち
次第にあなたは気付くわ
見方が間違っていたんだって

光は闇の向こうから降ってくるのではなく

自らの内から湧き出ているものだってことに

私が誰かですかって?
私は白猫のマリア
お忘れかしら
でも、私が誰かなんて、本当はどうでもいいことよ

そうそう、あなたに伝えておいてもらいたいことがあるの

青い羽根のシリウスを見かけたらこう伝えておいてちょうだい。

私とあなたはプラスでありマイナス、
アルファでありオメガであるってね

だから桜の木の見物に乗じて、儚さ集めしていないで、早く帰って着なさいって


そう言ってみたものの、私の声がちゃんと届いたかしら

覚束ない足取りで、散った花びらの上を歩く、
あなたのハートに


昼頃、のそっと布団から這い出てきた彼は、なんだかお疲れの様子。

仕事のおかげで、最近、昼夜逆転の生活をしいられているせいだろうか
無理もないな

ぶらぶらと外を散歩する彼に私もついて行ってみたよ。

そしたらもう枝垂れ桜が咲いているじゃないか

彼は嬉しそうな顔をすると思いきや、なんだか物憂い様子
まあ、俺にとってもいい止まり木にはならないけどね

気分の抑揚につられて、俺は一つ歌を吟じてみたよ
そしたら彼、いつの時代の歌なのか、だって

余計なお世話だ

公園のベンチ、彼は大きなクシャミをしながら空を仰ぎ
「春の奴」だって

何事も他人のせいにするのはよくないなぁ

そんな彼を尻目に、俺は空に舞い上がって性懲りも無くまた歌ってやったよ

奢れるものはひさしからず ただ春の夢のごとし

御用心 御用心