11月下旬から始めたコーティング耐久性
実験について3ヶ月が経過したので状態を
見て行きたいと思います。
実験の方法などは下記をご覧下さい。
↓↓↓
まずはこちら
3ヶ月経過したパネルです。
この間毎日のように雨が降り、
雪も積もりました。
左側①ハイブリッドナノガラス ゼウス
右側②ブリスX
パネル左に施工されているゼウスの
ほうはまだうっすらとコーティングの
皮膜が確認できます。
3ヶ月も経つとさすがに色が薄くなって
きていますがまだ落ちていないようです。
メーカーのホームページにはメンテナンス
を行う前提で6ヶ月ごとの施工が推奨されて
いるようなので今後どうなるのか
見て行きたいと思います。
このコーティング剤は100mlで7000円と
かなり高額なものなので、3ヶ月くらいで
全部落ちてしまうのはちょっとな~って
思いもあるので頑張って欲しいもんです。
次にパネル右に施工してあるブリスX
ですが……。
もうほとんど見えなくなっています。
よく見るとまだ黒い所もありますが
目視で判断できるコーティングの皮膜は
ほとんど無くなっているようです。
2ヶ月の時点でかなり薄くなってきて、
そこから1ヶ月なので、これはもう
再施工の時期が来ています。
実験としては終了ですね。
次に2枚目のパネルです。
こちらの方は2つともしっかりと皮膜が
残っていますね。
光の当たり具合で左側の方が濃く見えます
が、実際に見ると左右ほとんど変わらない
色の濃さです。
左側の方はブレンドコーティングですが
ブリスX単体で使用するよりも耐久性が
上がっているのは不思議です。
コーティングコンディショナーの
シリコンポリマー成分が加わることで
性能が上がったのでしょうか?
そして、右側のクリスタルプロセスの
鏡面反射は、100mlで約1000円で買える
フッ素コーティング。
この中で1番コスパが良いわりには
しっかりしています。
耐久性はコーティングの性能の一部なので
長く持てば良いという訳ではないけど
なかなか良い感じです。
尚、本実験はコーティング皮膜の耐久性のみ
を比較した実験ということで、
コーティング皮膜が残っている=
塗装を綺麗に維持している事ではない
ということを忘れないで下さい。
よく、新車を買うときに洗車が面倒だから
ディーラーでコーティングしてもらった。
という話を聞きますが、
コーティングするだけでは不十分で
日頃のメンテナンスが1番大事なんです。
排気ガスにまみれた泥汚れ、
凍結防止剤による害、
黄砂、花粉、
虫汚れ、など
コーティングさえすれば、これらを
完全に防げれば良いのですが
残念なことに今そのようなコーティング
剤がこの世に存在しないのです。
それでもコーティングしないよりは
かなりマシです。
今、パーフェクトなコーティング剤が
無いから洗車の世界は奥が深いのかも
しれませんね。
ということで、
以上、コーティング比較実験3ヶ月後の
状態でした。