ドラマや映画の話し・・・ではなく、末期肺がんの叔父のはなしである
昨年夏に、息苦しさを感じてなにげに病院受診した時点で、胸水が溜まっていることと、肺が真っ白に映るほど、肺癌が進行していた叔父(85歳)は、先週から容体が悪化し、家族は余命1週間と宣告された。母は最後に顔を見に行くと、遠方の兄の元へ発った。
叔父は今、どんな気持ちでいるのだろう、「自分がこの世を去らなければならない」としっかりとした意識をもっているなかで、どう受け止め、病室の天井を見つめているのだろうか。
発見時からそうとう進行した状態で見つかり、検査で抗がん剤も適用されず、とほとんど治療らしい治療ができずに、今に至っている叔父だが、本人は水が溜まったら苦しいと訴えるものの、抜けば楽になって普通に食べたり、飲んだり、会話したりしていたらしい。歩けなくなることもなく、今現在も酸素吸入の量はMAXだそうだが、意識はしっかりしていて、痛みで苦しんでもいないらしい。
叔父は絵画や版画が趣味で、展覧会にも出陳していた腕前、退職後は絵画教室で子供たちに絵や版画をおしえていた。小学校の校長を務め、穏やかでほがらかな人格者の叔父、病床で何を思っているのだろう。