当ブログではアイドルに焦点を絞ってお伝えしていますが、アイドルというのは一つの形というだけで大きな「音楽」というものはどこかで繋がっているものなんですよね。
今回はバンドマンの生誕イベントで弾き語りの会に参加した中でアイドルに関わっている部分があったので少しご紹介。
2025/9/20
豪徳寺 leaf room
Blue Ladder presents 『夜を弾く』 31st Birthday Live
おさべたかし(Flight Academy)
井出拓海(NECOKICKS)
大泉スバル(XANADU YOUTHZ)
Blue Ladder
井出拓海さんはアイドルグループ「ハチキュウ」「ハルカスミ」が所属していた「YellowWagon」の代表でした。
現在は惜しくもハルカスミ解散を機に事務所も解体となり、ハチキュウもセルフプロデュースへと移行しています。
1曲目に演奏した「Days of summer」はNECOKICKS時代の名曲ですが
これはハチキュウがカバーしています。
ハチキュウ「縺ァ縺?★縺翫?縺輔∪繝シ」
※でいずおぶさまーを文字化けさせた文字列(権利等々の問題から?)
大泉スバルさんはTHE ORCHESTRA TOKYOチーフマネージャーです。
この日誰よりもはしゃいで笑っていて、大きな子供のような人です。
音楽も良かったですが、MCでグッと来た所を紹介します。
(素材が無くleaf roomの配信を使わせていただきます)
要約すると
この組み合わせはもしかしたら人生で最後かもしれない
明日体調不良になるかもしれない。
ここ(ステージ)にいるときだけはいちばんの自分でいられるように頑張ります。
好きなアーティストが目の前にいるとき今日が、この瞬間が最後かもしれないから
いつか忘れてしまわないように刻んでください。
バンドもアイドルもそうだし、もちろん音楽だけじゃない。
明日のことなんて本当にわからないし
それは自分のことだけじゃなく、他人もそう。
昨日まであったグループが、そこにいた推しが急になくなることが珍しくない世界です。
もっと言えばフロア側だって今日このヲタクで観られたこと、一緒に遊べたこと、これだって同じ日はない。
ぼくも何度も好きな物を失って来ました。
そこで出会ってずっと続いている関係もあります。
でもその場所はもう戻らない。
毎日、毎回同じようなライブと揶揄されるグループもあるかもしれませんが
実際にはかけがえのない1回のライブです。
お金と時間と気持ちを使ったライブは大事な体験です。
いつだって思い出せるように、その場に来れなかった人にも伝わるように、
少しでもライブの記憶を残していけたらと思ってブログを書いています。
しかしまあ、演者側の関係性が強く見られるというのはとても良いです。
アイドルでよくある希薄な対バンではなく、意味のあるイベント。
生誕だからわがまま言って、みたいなライブがとても良いですね。
文責:アゲ太郎