ギュウ農フェス「THE FACTORY」
@ 恵比寿LIQUIDROOM
20220911

生配信神回。
もはや伝説の最前スマホとのやりとり。
「おう、オマエどこのヲタクだ?」
「うちのイベントは最前でスマホいじってるヤツはいねーんだよ」
「いいか?よく聞け『ギュウ農フェス』は客を選ぶんだ」
「オマエな、恥ずかしいぞ?エンターテイメントっちゅーのはステージの上と客席でエネルギー交換するんだ。オマエ恥ずかしいぞ。」
「いいか?もう一回言うからな。『ギュウ農フェス』は客選ぶんだ。オマエみたいなやつ来なくて良いからな。気をつけろオマエ。」
「ほんと、これ、昔から来てる人達は知ってると思うけど『ギュウ農フェス』は俺がルールブックだから。絶対許さねえからなオマエ。」
「な、オマエ気をつけろよ。まだいじってんのか。」
「一番前でやんなって話だよ、いいかげんにしろよオマエ。」
コロナ禍以降どうしたって目立ってしまう最前管理問題。少なくとも3年前には当たり前にあった譲り合いはなくなり、身内で回して張り続ける行為が多く見られるようになりました。
どうしても好きなグループのライブを前で観たい。
その気持ちがわからないヲタクはいません。ただそのやり方の話が問題なわけです。
推しのグループで最前を取るために良いチケットを取って、どんな朝が早かろうと出番が遅かろうと開場から行き、知らないヲタクと交渉しという努力は認めます。シンプルに熱量が高くて良いヲタクだと思います。
誰も前に来なかった時は最前を張り続ける責任から知らないグループでも積極的にライブに参加する、そういうまともなヲタクもいます。
ただやはりそういうヲタクだけではないのは仕方ない。その悪い所がピックアップされてイメージが悪いというのは往々にしてあると思います。
対最前管理の戦いはいくつもありましたが、結局は演者が「観てもらえるライブが出来てない私達が悪いんですけど」となってしまうものです。この事件に関してはイベント主催者が直々にその場で注意をしたかなり重要な事例です。
これを恫喝と取るかは人によるところかもしれませんが、店は客を選ぶ権利があります。これにより来なくなってしまうヲタクがいても棲み分けが出来て良い事だとぼくは思います。実際に怒られた彼がどのような時間どのようにしていたかは分かりませんが会場からの拍手が答えで良いんだろうなと思います。
この話は後世に残すべき歴史的な出来事だと思います。
実際どこのヲタクだったんでしょうね。
そんな状態で楽しめてたならメンタル強いですね。
推しの看板背負ってるってことはヲタクはうっすらでも自覚しておきたいところです。
文責:アゲ太郎