土曜の戦場は、でんぱ組.incとしてバンコクcentralwOrldにてJAPAN EXPO THAILAND。現体制として初めての海外遠征となり、まさにworld wide dempaを体現できたこととなります。

国内最大のショッピングセンターを舞台として開催されている日本の文化・観光紹介イベントの一環となります。屋内・屋外にステージやブースが複数設営されていて、同時進行的にライブやトークが進行しています。ブースには企業のほか、くまモンも居られます。このほか、鬼滅やら東卍やらのコスプレで練り歩く人もそれを撮る人も散見され、ある種コミケ的な要素も見られます。

休日の買い物客も多数ご覧になるモール中央の吹き抜けが今回の会場となり、overtureとともにストライプセーラーの七人組がご登場。お国柄の違いか、クラップはもちろんとして歓声もスマホカメラも普通に出てきます。

そのおかげでファーストアタックの「Future Diver」では、お馴染みとはいえ諸事情で長らく封印されていた口上を久しぶりに聞くことが叶いました。皆さんもMCではタイ語で自己紹介しておられます。珍しく手元を見ることが多いと思ったら、タイ語のカンペを描いていらしたそうです。

セトリは下記の通りで「でんぱっていこーぜ!!」のように最近の曲も交えつつ「ちゅるりちゅるりら」や「くちづけキボンヌ」のように息の長い作品も登場します。極めつけは「でんでんぱっしょん」。近時になって曲振りのトークが入るようになったのですが、イントロが流れたときにフロアのテンションが高まる空気が伝わってきます。 最後に司会者が出てきてトークと記念写真の撮影があって終戦。TLやインスタによると、メンバー皆さんでタイ滞在を満喫しておられるようです。 #軍記 

 

overture
Future Diver
でんぱれーどJAPAN
MC タイ語自己紹介
でんぱっていこーぜ!!
ちゅるりちゅるりら
くちづけキボンヌ
MC
でんでんぱっしょん
トークコーナー

 

(おまけ)

推し様の活躍を観る為に弾丸遠征を組んだ結果として、withコロナ時代の海外旅行に関する知見も得たので、備忘録として記して残します。事の是非はさておき、RTAに寄与するtipsと位置づけています。

・今回は羽田・スワンナプームを往復しています。所要時間は概ね片道7時間。帰りの方が1時間ほど短いのですが、機内泊のためか体感時間に大差ない印象。

・ワクチンを三回接種した証明書を取得し、Visit Japan Webに登録しておくと、後述の理由でとても有利です

・Webチェックインが使えるキャリアなら、そうしておいた方が空港でのタイムロスを防ぐことができます。ただし羽田・成田での保安検査に際しては、顔写真込みでチェックイン(Face Express)しておくとファストトラックが使えます。この場合空港の端末を使うことが必要となり、Webチェックインだとこの手法が使えないので普通に並ぶこととなりますので、日程とのバランスを考慮することとなります。

・タイ入国の際は、イミグレで両手全指のスキャンと顔写真を撮った上で、パスポートと搭乗券の提示を要します。写真を撮る際にマスクとメガネを外すよう指示がありますが、入国カードを書く必要はありませんでした。フォーク方式で並ぶので、外れを引くと結構待たされます。

・両替は、羽田・スワンナプーム両空港でできます。現地でやったほうがレートは有利ですが、滞在時間をロスするので、敢えて国内で済ませてしまう手もあります。なお紙幣は20/50/100/500/1000THBの5パターンがあります。おつりとチップの兼ね合いを考慮して、今回はすべて100THBでそろえてみました(@430円程度)

・docomoの場合は海外パケットプランを申し込んでおくと、現地到着後直ぐに使えます。ローミングをオンにすることと所定のURLを叩くことだけがご注意事項となります。保険として現地用のwifiを手配していたのですが。

・スワンナプームからバンコク市街地への移動は、公共交通機関もありますが、タクシーを使う選択肢もあります。空港の1Fにタクシー乗り場があります。端末を自分で叩いて受付票を貰い、そこに書いているレーンまで行って場所を伝えます。市内までは高速料金およびチップ込みで1100-2000THB、所要時間は40-50分程度です。高速道路は概ねスムースなのですが、市内の一般道が混むと時間がかかることとなります。乗換えがあることを飲み込めるなら、電車で行くと経済的です。

・現地語を使うことは「コップンカー」を除いて、あまりありませんでした。タクシーに乗るときに備えて地図を印刷して渡したことも寄与したのですが、ほとんどのケースで簡単な英語で充分に足ります。

・スワンナプームに鎮座するガルーダ像がマスクしているくらいなので、一定の共通認識はあるようですが、着ける人とそうでない人は肌感覚として半々くらいです。

・centralwOrldは大規模ショッピングモールで、各階にカフェがあるほか1Fに食事処があります。現金払いでいけるお店もありますが、1Fのフードコートはチャージした専用プリペイドカードが決済手段となっています。現地語のほかに英語が併記されているので、何を食べるかは概ね見当がつきます。日本でお馴染みのお店が多いほか、現地のお土産を買っていくこともできますし、タクシー乗り場もあります。

・Japan EXPOに関して、ステージは複数のフロアに分散していますが、ライブは1Fの屋内の吹き抜け内と屋外のテント内それぞれによる複数ステージで開催されていています。特典会ブースは、ミーグリエリアに臨時設置する場合と、固定の場所に設置しているのと2パターンあります。

・スワンナプームにおける出国審査は、パスポートと搭乗券を提示して顔写真を撮る程度で、(現地で大人しくしていた前提で)保安検査も含めて極めてスムースに運びます。モバイルバッテリー(power bank)を持っている場合に点検されることと、広い空港内をひたすら歩くことになるのが、ご注意事項となります。

・帰国便に乗る際に、ワクチンを三回接種したかを聞かれ、Visit Japan Webの登録が完了したかも聞かれます。口頭の照会だけで何かを見せることはありませんでしたが。

・帰国便が到着した際に、Visit Japan Webの画面を直ぐ出せると、入国手続きが極めてスムースに運びます。登録完了の前に審査で一定の時間を要するので、出発前に完了しておくことが望ましいと考えます。

・入国時の税関申告はデジタルでもできる様になっていますが、登録端末が混むので、紙で出すほうが早いくらいです。これはVisit Japanとは連動していないので、申告書とパスポートをそれぞれ提示することとなります。

 

文責 えふ