ビジュアリズム定期公演
「可愛さの原理、愛しさの真理。」
@秋葉原TwinBox
20220420
ビジュアリズムプロジェクトの定期公演も5公演目に入りました。
CASS1E・Lycoris Radiata・きみとのワンダーランド・未ダ、君ヲ推セズ。
4組+研修生の総勢18名でのしっちゃかめっちゃかのライブ。
今回から選抜グループのAALAもラインナップに入りました。
定期公演なんてどうせ決まったヲタクしか来ないので基本的にはチャレンジしたり、ふざけたり好き勝手やって良いというスタンスでいます。
なので低価格ライブでカバーやったりメンバーシャッフルしたり衣装交換したりコスしたりというのはとても良いのではないかなと思っています。
定期が水曜と金曜でそもそも行けるライブではないので詳細を見たことが無かったのですが、セトリは固定でシャッフルユニットがAとBと2チームあって週替わりで合計8週という感じですかね。
せっかくフリも覚えたから2ヶ月引っ張りたい、という気持ちも分かりますが8回は少し多い気がします。
やっぱり公演で引っ張れるAKBってすごかったんですかね。
今回はカバーの選曲が良く楽しそうというのと、AALAを観てみたいのと、ちょうど初回ということで仕事放り投げて参加してきました。
当日券のみ1,000円+1D
入場時に1枚サインなしのチェキ券がもらえます。
これはランダムでメンバーの誰かのコメントが入っており、その子と撮れるという物。
これは大所帯のグループとしてはすごく良い施策で、推しグループ、推しメン以外とも半ば強制的に交流させることで新たな「何か」を生み出させる仕組み。
通常白チェキはチェキ券1枚(1,000円)なのでヲタクの好きな「実質無料」というやつ。
とりあえず行ってがっかりしたのは声出し無し、アルコール無し。
声出しはともかく、まん防も明けているのにアルコール出さないのはシンプルに謎。
都合の良いときだけ飲食店を主張するライブハウスは本当に何やらせてもダメ。
今回のハコは秋葉原TwinBoxです。よく覚えておきましょう。
全部で18曲もあるので全てに言及することはできないので、グループ単位でかいつまんでピックアップします。
オープニングメドレーは全員が登壇してグループごとに顔見世。
全グループがプリキュアで統一していました。選曲はイマキミの花渕。
未ダ、君ヲ推セズ。
リバイバル公演で観たことはありましたが、泥酔していたので←あまり印象がありませんでした。
今回アルコールも無く明瞭な意識の中、トップバッターということでちゃんと観ることが出来たのは一番大きかったかもしれません。
ポメ山はふざけた感じしかしないけどスラっとしてて手足が長くてダンス映えがすごく良い。
小丸は今まであんまりちゃんと観てなかったのもありますがシンプルにかわいい。
花渕はAALAに選抜されるだけの説得力のある目配りや表情や諸々のステージングがありました。
近い所にイマキミのヲタクがいないのでどうしてもイメージ的に弱いのですが、実力というかアピールポイントはたくさんあるグループだなと感じました。良かったです。
CASS1E
ビジュ内では一番観ているグループ。
大してチェキは行かないですがそれなりに認知はあるので楽しい(チョロい)
花衣いおりは前世からの付き合いで、その時もやっぱりヲタクに連れられて始まったなという思い出があります。
アイドルが一本釣りするよりもヲタクが撒き餌をしておびき寄せて気が付いたら網に掛かってるという方が確実な気がしてきています。
「BAN!BAN!BAN!」は初めて聴いたとき何だこの曲…という印象でしたが実は帰りには口ずさむほど脳内にこびりつく神曲でした。やっぱり曲自体変わってるしクラップは初見殺しだしダンス独特だし一般的なアンセムとは全然違うんだけど、コレを聴きに来た!っていうくらいには代表曲。
いまさら思ってたより茉愛ちゃんの身長があることに驚いた回。
Lycoris Radiata
リコリスも比較的観ている方で、曲も何となく付いていける程度にはなっています。
今回こう記憶を文章に起こしているとビジュを観る時は本当にいつも酔っぱらっているんだなと思わされました。酔っていると情報処理が追い付かなくて、コンカフェ時代から知ってるいぬのとか好きな九條を観てそれで終わっていた気がします。
ちゃんと観たら「何だよちゃんとしてるじゃんか」という気持ちになりましたね。(ぼくがちゃんとします)
雛月は見栄えの良いダンスで目を引くし、いなみの低音も良かったし、あたの声はグループに不可欠で思ってた以上に良いバランスで歌もダンスも観せていましたね。
今後も比較的リコリスは観ることはあると思うのでちゃんと「ヘイヘイヘイ」を予習しておこうと思いました。
きみとのワンダーランド
先日の単独公演にお呼ばれしたので記憶に新しいキミワン。
観る前は桜田が引っ張っているグループというイメージでしたがみんな個性強いじゃないですか。
特に思ったのがメンバー全員がカバーやシャッフルユニット、オープニング、エンディングの時にめちゃくちゃ存在感が出るということ。スタイルが良くてお顔がエラいということなのですが、ビジュアルが個性というのは褒めてると受け取ってもらえるでしょうか。それに加えてキレイな顔立ちに反した元気な動きも印象的でした。何だったら4組の中で1番だったかもしれません。そのギャップも良かったですね。
単独公演の時に初披露した「Bitter Sweet Chocolate」かなり好きです。
AALA
ビジュアリズム選抜がどんなものか早いうちに観られて良かったです。
メンバーをガラガラポンして新しい物を生み出すということは難しい所もありますが、それがこの定期公演の中で自然と選考になっていたというのは狙いかどうかは別として続けてきた大きな意義になります。
各グループの目立つ子を並べただけかと思いましたが、やはりその中でもバランスという物を考えて組まれていると感じられたので納得感ありました。
まあちょっと人数は多いかなと思いましたが。
全体を通した所感としては「楽しかった」が一番に来ますね。それはそう。
ただ、グループ、顔、名前が一致しないのに全員が制服コスだと見分けるのがかなり厳しいなという所はありました。
また各メンバーのグループでの立ち位置、役割だったりパーソナリティを知っていればユニットでの比較等も楽しいだろうなと感じます。
冒頭言った通り決まったヲタクたちの為の半分お遊びなので、いかにそっち側に行けるかが楽しさを左右すると言っても過言ではないです。
つまり、定期公演から始めるのではなく、定期公演を楽しむために勉強してくるという少し本末転倒な部分はあったりなかったり。
身内イベントがゆえの気持ち悪さといえば、最前交代を含めて出たり入ったりヲタクが忙しないのと、フロアにたかだか30人しかいないのに前方しか見れない、固定のヲタクにしか指差し等しないという演者の視野ですかね。
これやられると普通に新規は来ません。
一生狭い世界で楽しんでどうぞ、にしかならず、むしろ叩かれるまであるのでもう少しどうにかならないものかなと感じました。
あとは運営の誠意が足りないですね。
「トライアングル・ドリーマー」のオケが間に合わなくてとんでもない音源で歌わされ、聴かされたわけですが、よく平気な顔して流せたなというような代物でして。
これが突然のハプニング、トラブルなら仕方ないんですよ。
意図せず起こってしまうことは。
ただこれは事前に確定していて、先に謝ることが出来た案件なんです。
どうにかなるだろうでも別に良いとは思いますが、客をナメてるんだなとしか感じないわけです。
それを最初に謝らなきゃいけないのも演者です。
運営のミスを演者がかぶらなくて良いです。
ヲタクが言ってくれてる内はまだどうにでもなります。
本当に他界するときはいきなり0になります。
ヲタクの言いなりになれということではなくて「普通の」想像力を持って下さいという話なんでしょうね。
ビジュアリズムは良い所もありますが、大人が足を引っ張っている感じがずっとあります。
この業界では良い所を徹底的に伸ばして磨いていく方が正解ですが、ここに関してはまず悪い所をどうにかしないと演者もヲタクも呆れて終わってしまう気がします。
演者は悪くないし伸びしろもたくさんあると思うのでどうか運営の不手際で多くの才能や夢や希望をつぶさないで欲しいなと思いました。
今回たまたまトラブルはありましたが1,000円(実質無料)でこれだけ遊べれば当然お釣りが来るレベルなので、あんまり分かってなくてもフラっと遊びに来ても良いし、カメコが練習しに来ても良いなあと思います。
出来れば解説してくれるヲタクの友達が居てくれるとより良いなと思いますが。
文責:アゲ太郎