タイムラインに顕れた #えいたそ卒業ライブ タグがざわっとしていたので慌てて配信に課金すると、とっても存じ上げている顔が緊張の面持ちでステージに立っているという、ビッグでポジティブなサプライズがモニタに映っています。各種ニュースサイトでもリリースされ、遂にご本人のブログでも発表されました。

 

(セトリはこちらから。ライブそのものの詳細は各所から挙がるであろうライブレポートに譲るとして)暗転した状態で全10人が一斉にステージに登場し、空野さんの和やかで朗らかな歌い出しをきっかけに新曲を披露。なお本作はミュージカル風味で、フォーメーションどころか板の上を縦横無尽に走り回る構成となっています。歌い終わりで皆さんが並んでようやく自己紹介。でんぱさんとしての挨拶をなさって初めて、5人の新メンバーが名乗りをあげます。ここで口火を切ったのは、緊張の面持ちが伺える空野さん。もちろん、口が開いた刹那に、いつものニコニコ顔に戻っています。
古川さん曰く「どの時代も最高だから、この先も絶対最高になる。未来に向かって」との振りに応えて新たに披露されるのは、「Future Diver」。今年で10周年を迎える楽曲でもあります。もちろん10人構成となっており、歌いだしの成瀬さんパートを引き取るのは空野さん。つまりこの時点で、少なくとも2曲の振り入れが完了していることになります。


でんぱ組.incとARCANA PROJECTを兼任なさる一方、ソロ活動はしばらく休止となる由。北陸と関東を往来する性質と昨今のライブ活動全般を取り巻く環境悪化、さらにでんぱさんの楽曲の(少なくとも)大半をキャッチアップすることを総合的に観ると、極めて妥当な判断です。ブログでは「漫画で言う休載」と例えてもおられますので、落ち着いた頃にひょっこりと再開なさる日が楽しみです。

 

ディアステ所属を発表する趣旨で2019年に開催されたSpace emoでの自主イベントの席上、著名な音楽評論家がこう仰いました。「来年(2020年は)あおにゃんが激変していく」・「エンタメの世界は変わってゆくことが大事」。まさしくこれらを体現する劇的な展開となります。

 

北陸のアイドルさんはもちろん、過去にご一緒されたアイドルさん皆さんの反応を見ていると、驚きは勿論としてリアルタイム立志伝中の人として、ロールモデルとともに大きな希望をもたらしたことでしょう。

 

2017.9 (c) toomdol 「3xザ・ライド」MV

2021.2 (c) dearstage 外壁看板

 

この3年の間に髪型が変わったほかにも、大手の事務所に属したり、グループ活動を始めたり、さらに大手グループに加入したり。情勢が大きく変わったとはいえ、本質的なところは全く変わっていないとお見受けしています。論より証拠はこちら↓

当時(2017年)はソロ活動真っ最中で、ソロの資格でTIFへの出場を勝ち取った記念の年です。上記3xザ・ライドがリリースされた時期でもあります。そのころからDDな気質も、好きなことに取り組む熱意も、何ら変わっていないように見えています。


文責 えふ