8月8日に行なわれたハロー!プロジェクトの夏公演<Hello!Project 2010 SUMMER ~ファンコラ!~ 中野場所・昼>にて、モーニング娘。亀井絵里、ジュンジュン、リンリンの卒業と、それにともなう追加オーディションの開催が発表された。

◆モーニング娘。画像@<Hello!Project 2010 SUMMER ~ファンコラ!中野場所・昼~>および卒業発表時のコメント

1曲目に出演者全員でパフォーマンスする「ALL FOR ONE&ONE FOR ALL」後、ステージ中央のビジョンには、これまでの公演にはなかった「緊急」という文字が表示され、ステージ上にプロデューサーのつんく♂が登場。つんく♂の口から4年ぶりとなる<モーニング娘。 ─ 9期メンバーオーディション ─>開催が発表された。

ステージ上に登場したMCのまこと、吉澤ひとみ、そしてモーニング娘。のメンバー。新規メンバーの追加オーディションに沸き返るオーディエンスの空気が一変したのは、MCのまことから「なぜこの時期にオーディションを?」と問われ、それに答えたつんく♂の発言を聞いた瞬間だった。

「いつオーディションしようかとタイミングをはかっておりましたが、今回、卒業するメンバーが、決まりましたので。」

呆然とする2200人のオーディエンス。そしてつんく♂の口から、ジュンジュン、リンリン、亀井絵里の卒業するメンバーの名前が発表された。

発表によると、亀井絵里は、デビュー当時からアトピー性皮膚炎を患っており、これまでは薬やファンデーションなどでカバーしてきた。ところが、何度も服を着替えたり、大量の汗をかくといった芸能活動の中で完治には至らず、「どこかのタイミングでアトピー性皮膚炎の完治を目指したい」との申し入れが本人からあったため。

一方、ジュンジュンとリンリンは、モーニング娘。の中国人留学生として活躍してきたが、スキル、キャラクターともに一人前になったと判断されたため。

3者ともに2010年秋に開催されるモーニング娘。のコンサートツアーの最終日をもって、モーニング娘。およびハロー!プロジェクトからの卒業となる。なお、今後、亀井は期限なしの治療期間に、ジュンジュンとリンリンはタレント活動を続けるための準備期間に入る。

一方の<9期メンバーオーディション>は、2010年8月1日時点で、満10歳から17歳の女性が対象。応募締め切りは2010年9月21日。オーディションに際し、つんく♂は「卒業にともなっての増員ということで、今までにない形でのオーディションとなりますが、自信のある人も少々心細いなぁという人も、遠慮なく応募してきてください。」とステージ上からコメントした。

卒業とメンバー加入を繰り返して進化してきたモーニング娘。にとって、卒業は、新しい才能や新しいモーニング娘。の魅力に出会うために必要なもの。今日の亀井、ジュンジュン、リンリンが笑顔だったように、ファンも秋ツアー最終公演まで笑顔で今の8人のモーニング娘。を応援し、3人の卒業を見届けよう。



【ライヴ冒頭に発表された卒業に関するコメント】

「今、つんく♂さんから発表があったとおり、体質改善のため、秋ツアーの最終日をもって卒業することになりました。これは自分で決めたことで、でも重症じゃないんで、絶対治ると信じて、治療の期間を作って、治療に専念して、綺麗な女性になりたいな、と日頃思っていたので、そういう想いを込めて決断しました。でも私は、ライヴが大好きです! だから今日と秋ツアーの最終日までみなさんと一緒に歌って踊って、楽しい時間を過ごしていきたいと思います。最後までよろしくお願いいたします!」── 亀井絵里

「日本にきて、楽しいことがたくさんあって、いろんな勉強することができて、本当にありがとうございます。一番嬉しかったことは、みなさんと出会えたことで、本当にみなさんとの出会いには感謝です。この感謝の気持ちをもって、みなさんとの楽しい思い出をもっともっと作りたいと思います。卒業するまで、一日一日を大切にして、モーニング娘。の秋ツアーでも心を込めて歌いたいと思います。最後の最後まで見守っていてください。」── ジュンジュン

「リンリンは、ハロプロエッグからモーニング娘。に入って、本当に毎日毎日が幸せの連続でした。ホームシックになった時もいっぱいあったんですけど、みなさんがそばにいてくれて、応援してくれてるから、今では日本、ハロー!プロジェクトがリンリンの故郷です。秋のツアーでは、思いっきり“リンリン色”を出していきたいと思いますので、みなさんぜひ、会いに、応援しに来てください! ウォーアイニー!!」── リンリン

「新メンバーが入ることはとても楽しみなんですけど、でも、この8人で、今日のステージと秋ツアーを最高のものにしていきたいと思っていますので、みなさん応援よろしくお願いします。」── 高橋 愛

「メンバーの卒業にともなっての増員ということで、今までにない形でのオーディションとなりますが、新しい個性との出会いを、我々一同、楽しみにしておりますので、自信のある人も少々心細いなぁという人も、遠慮なく応募してきてください。」── つんく♂



BARKSより・・・

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